皆様、こんにちは。

今回の章は、暎蓮がメインです。
暎蓮対『悪者術者』という話ですが、このやり取りを聞いていると、暎蓮は、世間知らずではありますが、馬鹿ではないようですね。
毎回、いかに、暎蓮を『ただの馬鹿』に見せずに無邪気に描くか（これは、扇賢を『ただの馬鹿』に見せないように描くかも同じです）には苦労させられていますが、今回の彼女は、実年齢にふさわしい、大人な雰囲気を出してみました。

彼女の、強い心と、覚悟が、皆様に伝わればうれしいなあ、と思います。

それにしても、彼女はこの『術者』に、かなり頭に来ているようですね。
『術者』とのやり取りの最後に、まさか、こんなセリフを吐くとは思いませんでした。本当に貴族の娘ですか！という感じですが、まあそれほど怒っているということで、許してやってください。

『俑惹姫』編ももうすぐ終わりですが、最後は常にハッピーエンドという、甘い『淳虎』の物語が、少しでも皆様の憂さを晴らしていただけているのなら、うれしいのですが。

とにかく、この連載が終わるまで、それと、様々な手直しが終わるまでは、頑張りたいと思います。
皆様、もう少しだけ、お付き合いくだされば幸いです。

いつも読んでくださっている方々には、お礼の言葉もありません。ありがとうございます。読んでくださっている方々のためにだけは、書き続けたいと思っています。

いつまでも書き続けられることを夢見て。
それでは、次の章で、またお会いしましょう。

ごきげんよう。

2018年 11月07日 (水) 16:43｜コメント（0）