皆様、こんにちは。

『俑惹姫』編、またしても久しぶりの公開になってしまいました。読んでくださっている方々には、不定期すぎて、本当に申し訳なく思っております。

『俑惹姫』編の原稿は、一応すでに書き終わっていたのですが、推敲をあまりしていなかったことが原因で、新章を公開する勇気がなかなか出ませんでした。
このお話、いずれ最初から読み直して、文章の表現を多少変えたり、お話自体がまだ少し短いので、多少の挿話を入れるなど、手を入れる作業が必要になりそうです。この作業には、『五彩の虎の冒険』と『彪』の連載が終わったら取り組もうと思っています。

さて、それで、今回の章ですが、彪は相変わらず情報集めをしています。
そして、その中で、『温和』な性格であるという設定の彼にも、鋭い『牙』の姿が垣間見える、というのを表してみました。
彼を恐れる人たちの姿は、まるで、昔人気があった刑事ドラマのワンシーンのようです（そのドラマ、とても面白かったのですが、今の若い方は知らない時代でしょうね……）。

そして、次の章では、いよいよ、彪に関する新たな側面が見えそうで見えない、微妙なところで切ってしまいました（展開の都合上、仕方がありませんでした、すみません）。
果たして、今後、彪の正体は明らかになるのでしょうか？

そのあと、次回公開する章では、暎蓮がメインになりそうです。
彪を追ってきた暎蓮ですが、彼女はどんな思いで、彪を取り戻したいと思っているのか。彼女の心の芯の強さと、彪に対する『覚悟』を描ければいいなあと思っています。

この、『お姫様との大冒険』のシリーズを、扇賢のシリーズと一本化するときまで、このまま続けて書いていけたらうれしいのですが。

その際には、もし、よろしければ、またお目を通していただけたら幸いです。

この物語が、少しでも皆様を楽しませられますように。

それでは、また次章でお会いしましょう。
ごきげんよう。

2018年 11月04日 (日) 13:21｜コメント（0）