こんにちは。早いもので今年も残すところ、はやふた月です。
　先日「ザリガニの鳴くところ」を映画で観ました。ちっちゃな時からザリガニ釣りはやっていましたが、鳴き声を聞いたことがないので、どんな声なのか楽しみでしたが、ひと声もありませんでした。ただ、キケンを察知したらザリガニの居る処まで逃げろ、とのこと。
　私が作者でも、結末はああするだろう、との感想。ザリガニは鳴かないんだとの結論を得ました。
　ただ、主人公の居る場所は好きでした。本ではもっとザリガニついての詳細な解説がありそうですが、訳本(翻訳者の主観が入るので)は読まない主義なので、なんで題名にザリガニなのかは、永遠の謎でありんす。
　主人公の生き方を観てて、ターシャ・テューダーを思い浮かべました。2度の離婚と結婚運に恵まなかった彼女も、米国バーモント州の片田舎でスローライフを選びました。映画の主人公の呼び名が「沼の魔女」なら、ターシャは「林の魔女」ですね。絵本作家となるのも似てます。自然をこよなく愛して、生きる物をスケッチしてゆきます。彼女の作る庭はターシャの庭として写真集も出ているし、時々NHKで放送もしています。
　妙な処で似通うふたりでありました。

2023年 10月29日 (日) 16:17｜コメント（0）