第1話 はじめに

文字数 453文字

 先日、目の手術をしてきました(4回目)。




 自分は基本、どんな状況も受け入れる性格なんだと思ってます。
 だからお医者さんから「手術した方がいいね」と言われると、あまり深く考えずに「じゃあやります」と即決してました。

 今回で記念すべき10回目の手術。
 それなのに。
 手術というカテゴリーにすら入らないような、簡単な治療なのに。
 そんな手術を半年以上引き延ばしにしてきました。

 恐怖。

 こんな感覚、初めてでした。
 仮に失敗したとしても、「しゃあないなぁ」と受け入れる人間なのに。
 どうして今回、ここまで逃げ続けていたのか。

 それを検証したくて、これまでの術歴を振り返ろうと思いました。
 目の症状以外は病名を伏せますが、それでも結構笑えると思いますのでご期待ください。

 あと、「目の病気になんかならない」と思ってる人に、定期検診の重要性をお届け出来れば。そう思った次第です。



 これだけで小説のネタになるよね、そう思えるぐらい笑える栗須の手術体験。
 全10話、眼科編は4話からになります。

 よろしくお願い致します。
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