第15話 『もしトランプが米大統領に復活したら』

文字数 1,088文字

アメリカによる日本支配の終焉
ベンジャミン・フルフォード
2024年5月10日 第1刷発行
宝島社

私がFacebookのグループへの過剰な書き込みをしたため、書き込み権限が停止された後、何度もその停止期間が延長された。その理由を見たら、ベンジャミン・フルフォードの書籍シェアが原因となっていた。Facebookでは、いわゆるソーシャル・ポイント・システムが採用されており、ベンジャミン・フルフォードの書籍はFacebookでは許容されないものだった。

ベンジャミンの書籍は10年以上前にいくつか読んだ。彼は定期的に「世界の悪人カタログ」みたいな本を出版していて、その1つを読んだとき「嘘だろう」と思ったが、今は否定する理由がない。

他の反グローバリストにないベンジャミンの特徴は、個人レベルでCIAなどの諜報機関、イルミナティなどの秘密組織の情報源を持っていることだ。及川幸久さんも河添恵子さんも、英語や中国語の「発表された」報道などを情報源にしている。だから、本書でもえっと驚くような記述が頻繁にある。反対に言えば、本当にそうなのか説明不足と思われる記載がある。

ベンジャミンの発言は、前向きである。グローバリストやディープステートと言われる人々の力は強大だが、ベンジャミンはそれに勝てる、ついては日本も大きな役割を担えると励ます。本当にそうなるかは分からないが、一人の人間として、日本人としてできることはあると思う。

この本の趣旨は、反グローバリストのトランプが大統領に返り咲けば、世界の動きに希望が持てる。グローバリストあるいはディープステートと言われる人々の多くが最近死亡あるいは暗殺されており、これも希望が持てる理由だと言う。アメリカでトランプ元大統領は大きな人気を誇っている。それは、バイデン大統領が何をしてきたか、その他アメリカの裏の面をアメリカのほとんどの人はよく分かっているからだと言う。

トランプの再選を、インチキ臭い裁判ざたで阻もうとする動きがある。それを乗り越えてトランプが再選されても、過去の真実を口にして暗殺されたケネディー家の大統領たちのような危険は常にある。

トランプは聖人ではない。下品と言う意見も、このベンジャミンの著書でも他の著者の著書でも読んだ。しかし、ベンジャミンはアメリカファースト、自国の利益を最優先し、世界を1つにしたいグローバリストではない。パンデミックが起きたとき、国家主権を飛び越えて、ロックダウンやワクチン接種を強制するWHOのような勢力を許さない。それだけでも、彼が無事再選され、その後に反グローバルな政策を実行していくことを祈念する。


ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み