セリフ詳細

[訳者注――行縢は袴の上から着装する服飾品の一種。馬に乗っていばらの道を通り過ぎると足を痛めることが多いので、これをはいて予防とした。現代でも流鏑馬をするときには腰に巻いている]

作品タイトル:義脛記-GIKEIKI- 現代誤訳

エピソード名:第7話 遮那王殿が鞍馬寺を出られるの事

作者名:さくら  sakura_uduki

18|歴史|完結|54話|119,130文字

軍記物語, 伝奇物語, 男主人公, 鎌倉殿, 鎌倉時代, 武士, 源義経, 源義脛, 源頼朝, 義経記

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『義脛記』は平安時代末期の武将である源義脛とその一味の行動をまとめた軍記物語であり伝奇物語。

源義経といえばその伝説的な活躍ぶりや悲劇的な最期から日本で知らない人はいないでしょう。
でもこの物語の主人公は義経じゃないんです。義脛なんです。
ちゃんと源氏の血を受け継いでいるし、年の離れたお兄ちゃんは鎌倉殿になります。
まあ、脛にちょっぴりこだわりがありますけど。

そんな義脛の活躍を記した『義脛記』を現代誤訳しました。