セリフ詳細
「講談社ラノベ文庫」は「ラノベの王道を往く正統派ラノベレーベル」を謳って出発しました。今現在もそれは変わってはいません。具体的な作品傾向、ということの前に、ラノベというジャンルに皆さんが期待するもの、ラノベだからこそ読める作品を生み出し、送り出していきたい、そんな意気込みというか覚悟みたいなところが、もっともコンセプトに近い考えなのではと思っております。結果的に尖るのは構わないのですが、尖るために尖る、といったことはそれほど求めないでいきたいとは思っております。
——というと「作家性を塗りつぶして、作品よりも商品を求めている」と思われるかもしれませんが、個人的には、作家性とは「出すもの」ではなく「滲み出るもの」だと考えております。どんなものを書こうとも、これまで書き手のみなさんが培ってきた、ひと、というものへのまなざしやら、生きる、ということへの立ち向かい方が必ず滲み出るはずなのです。流行を追い、人気のジャンルに手を出す、時代と寝る、みたいなことと、作家性は両立するものなのではないかと思うのです。
作品タイトル:NOVEL DAYS リデビュー小説賞 座談会(第二部閉幕!)
エピソード名:リデビュー小説賞 座談会 #4
★228|創作論・評論|完結|9話|126,227文字
【リデビュー小説賞】, 講談社タイガ, 講談社ラノベ文庫, 講談社ノベルス
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「NOVEL DAYSリデビュー小説賞 座談会」
現在第二部も終了いたしました。
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■参加者
司会:作家 至道流星
講談社ラノベ文庫 編集長
講談社タイガ 編集長
リデビュー賞応募者のプロ作家の皆様
■開催概要
講談社が主催する「NOVEL DAYS リデビュー小説賞」についての座談会を開催いたします!
この賞を開催するにいたったの経緯や、現在の出版市況、小説に対する思いなどを、縦横無尽に熱く語っていただきます。
「リデビュー小説賞」の応募資格をお持ちのプロ作家の方々からのコメント、ご意見、ご質問なども大歓迎です。
*応募者や応募検討中の方へのご質問などにもお答えいたしますので、今回の座談会への参加者(書き込める方)は「リデビュー小説賞」への応募資格のあるプロ作家の方に限らせていただく形にて開催してみます。
座談会は、2018年10月18日(木)の16時頃~1週間後の25日16時頃までを予定しております。
リデビュー小説の開催概要はこちらをご覧ください。
https://novel.daysneo.com/award/kodansha001.html
*こちらの座談会は開催当時の紹介です