セリフ詳細
私は作品のテーマやアイデアに合った舞台にしてるのでジャンルは後で付いてきますね。
描きたいジャンルはあるけど一つだけではないので、やっぱり描きたいシチュエーション、物語性重視です。
まぁ趣味でやってるので読者としての意見を……。
読者視点で見ると滝口さんの仰る通り、ジャンルはパッケージでしかないので人気に繋がるかどうかはまた別問題。
人気ジャンルであればとりあえず手に取る人は増えますが、大量に投下されてる分、読まれる以前の戦いを強いられやすくなると思います。
逆に不人気ジャンルだと母数は減りますが、中身まで見てくれる確率はグンと上がると思います。
興味を引くかどうか、普通の読者は次のような順で見ると思います。
①評判
②ジャンル
③タイトル
④あらすじ
⑤冒頭
⑥本文
①はランキングとか口コミですね。
言うまでもなく書いた後の読者の反応次第なので、無名で始めるなら②からの勝負になります。
漫画なら②や③の代わりに絵が入ってくると思いますが、たくさんある作品の中から文字情報だけで好みの作品を探すとなると、まずジャンルで絞り込む人がほとんどだと思います。
②は読まれる以前にふるい分けされるので、中身に自信があっても守備範囲外だとまず読みません。
そんな人に読ませる可能性があるのは①がある時だけです。
新人が商業で書くことを意識し、一定量の読者を必要とするデビューを目指すならこの時点で戦いは始まってると思います。
そして③ですが、人気ジャンルだとこの時点で大きく明暗が分かれます。
少しでも読者のアンテナに引っかからないと、やっぱり中身に自信があっても①次第になります。
ただここではオリジナリティーは特に必要ないと思います。興味のひきそうなものなら何でもいいんじゃないかな?
こちらは、ユーザー同士が創作論を議論できる『ユーザー座談会β』です。
本会場は以下に移動いたしました。
http://talkmaker.com/works/9fc168fc5566afa5d5fcc459c52373f5.html
個別議論でさらに突き詰めたい内容がありましたら、『創作相談BBS』や『しゃべログ』などもご活用ください。
多くのユーザーさまのご参加をお待ちしています。
(ユーザー座談会β開始日:2017年8月31日)
(ユーザー座談会β公式化:2017年9月8日)
(こちら締めて、『ユーザー座談会』に移行いたしました:2017年9月26日)