セリフ詳細

わしにはわからん。それは医者の領分ではない。

だが、この一年でわしが診た《生命の欠片》の患者はあの男で六人目だ。こんな田舎で六人だぞ? 決して少ない人数ではない。
共通して言えることは、患者は六人ともわしの見たところ普通の職人で、生まれた村をほとんど出たこともない生粋の田舎者で、金持ちでも土地持ちでもなかったということだ。
そして今夜の男以外は全員、『薬が欲しい』と泣き叫びながら死んでいった。

作品タイトル:勇気と無謀の違いは神様も教えてくれなかった

エピソード名:不吉な花

作者名:九条寓碩  guseki-kujo

34|ファンタジー|完結|12話|52,001文字

バディ, お仕事もの, ロードノベル, 異能力バトル, ヒューマンドラマ, ダークファンタジー, 【骨太小説】

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業火に焼かれて懺悔しろ!!
闇にうごめく罪人を引きずり出し、問答無用で免罪符を売りつける。神の愛を広めるため手段を選ばない最強無敵の聖職者コンビの行く手に現れるのは、ひとすじ縄ではいかない悪党ばかりで……! 
清く正しく過激な神の使徒が大暴れするアクションファンタジー。

※この作品は現存する特定の宗教とは無関係です。完全に架空の宗教を扱ったエンタメ作品です。
アイコン:ゆうひな(https://blog.goo.ne.jp/akarise)
アイコン(一部モブキャラ):グラフィック合成器
イラスト:Pixabay、ぐったりにゃんこのホームページ(http://guttari8.sakura.ne.jp/index.shtml)
イラスト(守護天使バクティ):ジュエルセイバー

【重複投稿先:E★エブリスタ、カクヨム、小説家になろう】