セリフ詳細
「作家性」「作家買い」の他に「レーベル買い」というのがあって、講談社BOXなんかは「とにかく勢いがあってエッジが効いてるぜ!」みたいな感じありましたよね。10年後も読まれる耐久力のある作品って、なにもないところに「いきなり天才がきた!」みたいに発生する突然変異的なパターンもありますけど、比較的近年の作品で言えば「図書館の魔女」なんかは(飽くまでわたしの感想ですが)「いきなり天才がきた!」っていう感じですごい衝撃的で、そういうのはピンでも売れるし生き残っていくのはもちろん当然なのですけれど(なにしろ天才なので)、文脈のうえでとかシーンの中で育ってくるものとか、「新本格」とか「新青春エンタ」とかのセールスの枠組みで横に展開していくものというのもあるじゃないですか。レーベルが乱立している状態ですからレーベルごとの差別化が重要になってくるわけで、つまり、一番最初の話に戻るわけですけれども、それぞれのレーベルが求めるもの、一本の作品についてではなく「棚に並べたいもの」、レーベルのコンセプトをお伺いしたいのですね。
作品タイトル:NOVEL DAYS リデビュー小説賞 座談会(第二部閉幕!)
エピソード名:リデビュー小説賞 座談会 #4
★228|創作論・評論|完結|9話|126,227文字
【リデビュー小説賞】, 講談社タイガ, 講談社ラノベ文庫, 講談社ノベルス
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「NOVEL DAYSリデビュー小説賞 座談会」
現在第二部も終了いたしました。
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■参加者
司会:作家 至道流星
講談社ラノベ文庫 編集長
講談社タイガ 編集長
リデビュー賞応募者のプロ作家の皆様
■開催概要
講談社が主催する「NOVEL DAYS リデビュー小説賞」についての座談会を開催いたします!
この賞を開催するにいたったの経緯や、現在の出版市況、小説に対する思いなどを、縦横無尽に熱く語っていただきます。
「リデビュー小説賞」の応募資格をお持ちのプロ作家の方々からのコメント、ご意見、ご質問なども大歓迎です。
*応募者や応募検討中の方へのご質問などにもお答えいたしますので、今回の座談会への参加者(書き込める方)は「リデビュー小説賞」への応募資格のあるプロ作家の方に限らせていただく形にて開催してみます。
座談会は、2018年10月18日(木)の16時頃~1週間後の25日16時頃までを予定しております。
リデビュー小説の開催概要はこちらをご覧ください。
https://novel.daysneo.com/award/kodansha001.html
*こちらの座談会は開催当時の紹介です