セリフ詳細

筋書きなら理解できる。政府軍は大敗を喫した。これだけの敗北は滅多にないほどの惨敗だ。なに、この俺を相手にしてしまったのだ、当然の結末であろう。逃げ帰った政府軍の将官は、おそらく相当に厳しい立場に追いやられたに違いない。軍内でも、政府内でも、その立場が危うくなっているはずだ。そういう場合、責任者ができる唯一のことは、他の人間に責任を押し付けることだろう。化学兵器使用というショッキングな話は、責任逃れとしてちょうどいい題材だった……大方、そんなシナリオだ。

作品タイトル:神と大統領と弾道ミサイル(仮)

エピソード名:神の富国強兵

作者名:至道流星  shidou

296|現代ドラマ・社会派|完結|41話|161,689文字

独裁者, 弾道ミサイル

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チャットノベルを使って書いてみました。

幾つかの作品が無料で公開されているので、よろしければどうぞ。
たとえばこちら、大日本サムライガール。
http://talkmaker.com/works/a5a3c0c28d4aac753258e9441bcc6657.html