セリフ詳細

 私は大変怒りを覚えている。
 我が眷属は高潔な誇りを持ち、気高く生きる。それが我らの使命でもあったはずだ。ほんの10万年前までは。
 しかし、吸血鬼の一族はとある災厄的な存在によって大きく数を減らし、一時は絶滅の危機にまで陥った。その為に我らは望むと望まずに眷属を増やそうと、誰彼構わず血を吸い仲間にした。

作品タイトル:DJマオウのデッドオブナイトラジオ

エピソード名:アゼルが斬る!のコーナー

作者名:綿貫むじな  drtanuki

92|ファンタジー|完結|25話|115,713文字

ファンタジー, 魔王, ラジオ, チャットノベル大賞

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ここは魔物が君臨する世界。
人間が支配する世界を「表」とするなら「裏」の世界と言うべきか。
裏世界の魔物たちを統べる魔王が、いったいどういう訳かラジオ放送を始める。
魔王が飛ばすのはプロパガンダか、はたまた本当に普通のラジオなのか?
全てはラジオの電源を点けてみればわかる。聞いてみよう。