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久しぶりに実用書(学習書)の紹介。

それも英単語の本。


見ての通り英単語の「語源図鑑」なのですが、英単語で、語源で、それも図鑑ってところがミソw

たぶんネイティブスピーカーは肌でわかってそうな、英単語のもとになった言葉、語源を集めてイラストで紹介している本です。


一つの単語の語源を3つのパーツに分解して、

①頭につく接頭辞(方向や位置関係、強調や否定などを表します)

②中央の語根(言葉の根っこ。その単語の本来の意味)

③後ろにつく接尾辞(単語の品詞の機能や意味を付加する)

と、システマチックに分類してあるのです。


これ、ほんとにわかりやすいんですよー。

漢字がいくつかの文字を組み合わせて作られているのと同じノリで英単語もつくられているんだって理解すれば、あとはすんなり簡単な語源を組み合わせていくだけでどんどん語彙が増えていくという寸法になってます。


たとえば、adventure(アドベンチャー)という単語は、

ad(~のほうへ①)+vent(行く②)+ure(状態を表す名詞③)なので、「何かに向かって進んでいくこと=冒険」という意味になるわけです。

どうです、わかりやすいでしょ?w


図鑑と銘打たれているように、それぞれのイラストもわかりやすくてとっても勉強になります。


これ中学のころ知ってたら、単語帳丸暗記なんて脳細胞の無駄をしなくてよかったのになーっておもいますね~。

作品タイトル:らせんの本棚・V

エピソード名:『英単語の語源図鑑』

作者名:神楽坂らせん  K_rasen

134|創作論・評論|連載中|100話|100,031文字

レビュー集, ネタバレなし, なんでもかんでも, アトランダム, コミック, 小説, SF, 技術書, いろいろあるよ

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地道に不定期更新。神楽坂らせんが読んで「グッ!」と来た本達の紹介レビュー集です。
アトランダムに食指が動いた本を乱読しています。
基本、ネタバレはなしで、なるべく内容をバラさずに本の面白さを紹介するように心がけています。
ですから対象本を読む前に読んでいただいてぜんぜんオッケー!
読んだあとから読んでいただくと、「そうそう!」って言いたくなる、そんなレビューにしているつもりです。

順番関係なくどこからでも気になったタイトルをどうぞー♪

※Google+の『本が好き』というコミュニティへの投稿が元になっています。2019年4月にGoogle+が閉鎖されてしまうという話もあり、この先どうなっちゃうのか心配ですが、まあいけるところまでまったり行こうとおもいます〜。