紅銀(ルビー・シルバー)

作者 RubySilver

[歴史]

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2件のファンレター

明治時代、高橋是清と理学士田島晴雄は、秘露(ペルー)で、ルビー・シルバーという銀鉱石の採掘事業を試みた。これは、日本初の海外投資事業であり、地上権、水利権の獲得を含む日本初のM&Aともいうべきものでもあった。結果は...
この小説は、高橋是清、三浦梧楼、オスカー・へーレンなどの実在の人物が実際に関わった秘露銀山事件を巡って進む架空の物語である。

後編では、烏森(新橋)の旅館吾妻屋を舞台に、そこに出入りする文士、自由民権の流れを汲むジャーナリスト、そしてそれらを利用しようとする政治家、右翼活動家などの中で、翻弄される吾妻屋主人田島晴雄と、その妻から話を聞き出す「僕」(荒木恒雄医師)たち人間模様を描き、物語はクライマックスへと向かう予定です。
(12月頃完成を目指して執筆中です)

ファンレター

驚きました!

田島晴雄の孫です。
田島晴雄のことを記した資料があったことに驚きました。先日孫一同で晴雄の百回忌(去年)マサの九十三回忌を行いました。
母の名前は晴子ですが母に関しては事実と違います。小説なので全く気にはしておりません。
でもあなたは一体どなた様なのでしょう?
晴雄とマサと高橋是清のことをもっと知りたいです。

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