沼のほとりの物語 弐 傘の隣

作者 糖蜜

[ファンタジー]

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とある都市近郊の市街地。その中心から少し外れた住宅街の中には、離れ小島のようにぽつんとのこされている、緑深き公園と、沼がある。
人もまばらな古代からずっと存在している(と、言い伝えられている)その沼には、今でも、さまざまな古きモノたちが集うのだという……。

そんな土地に住む『祓い屋』一郎太とその師匠・ゆずこ、そして古き沼の住人たちが織り成す、悲喜こもごもの物語。

古き沼、その中ほどにある、小さな社。
そこに住む小さな神・お社様と、その要請を受けた一郎太……の代理で訪れた、ゆずこさんのお話。

隣には誰もいない、相合傘。そんな傘の差し方をしている人、あなたの周りにもいませんか?

※一話完結の連作短編です。語り手は各話によって違い、一定ではありません。

目次

完結 全1話

2023年07月31日 20:56 更新

登場人物

山野ゆずこ(やまの ゆずこ)


現役最強の祓い屋とも呼ばれる、一郎太の師匠。一郎太の継承した古式柔術(宮川流)の源流に当たる「山野流」の、当代の主でもある。

年齢は不詳(三十代なのは間違いない)。独身。

お社様(おやしろさま)


沼の中ほどに建つ弁天社に間借りする、古き土地神。元はヒトであるらしい。

沼には古来より大蛇(水神)信仰があり、お社様は、雨乞いのために初めて捧げられた乙女であったという。

その時代時代の人巷に溶け込む技を持っており、現在は自身の好みも含め、ちょっとギャルっぽくなっている。古語は話さない。

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小説情報

沼のほとりの物語 弐 傘の隣

糖蜜  mitsumame

執筆状況
完結
エピソード
1話
種類
一般小説
ジャンル
ファンタジー
タグ
沼のほとりの物語, 創作民話, 雨, 小さな神さま, 現代和風ファンタジー, 傘
総文字数
4,050文字
公開日
2023年07月31日 20:46
最終更新日
2023年07月31日 20:56
ファンレター数
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