
目次
完結 全0話
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第一章 未確認生物、来襲。さよなら横須賀。
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とある米国人ジャーナリストは語る
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第二章 みなもとパラダイス ~青い珊瑚礁と楽園は天国に一番近い島にあった~
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現在、店長。昔、提督。
登場人物

南方威(みなかたたける)主人公、神族
軍神の家系の少年。高校生。
父と兄は軍神として海軍で働いているが、威自身の職業は好きにしていい、と兄から言われていた。激務でほとんど家にいなかった両親や兄を見ているので、はっきり言って軍なんか大きらい。普通の公務員になるのが夢。
彼は、幼馴染みで恋人のみなもと添い遂げるため、神であることを捨てて人間になる儀式を受ける段取りをしており、高校卒業後は公務員になってみなもと結婚する予定だった。ところが、兄が海難事故で行方不明になったため、身代わりに海軍に入ることになってしまい、ライフプランがメチャクチャになる。
幼少期、人外であることを理由にいじめに遭っていた威を、みなもは体を張って護り続けてきた。その時の傷が体中に残っているのを威だけは知っている。
威はそのため、イクサガミになること以外のみなものお願いは、全て叶えたいと思っているし、みなものためなら命を投げ出すことも厭わない。
――だけど、みなもは威のことを恋人と認めてくれない。実質的にはもう恋人なのに。

橘みなも(人間)
威の家の隣に住む、幼馴染みの女子高生。
みなもは、海軍に勤める軍神『イクサガミ』たちの大ファンで、イクサガミをサポートする『戦巫女』になりたい、と願っている。
ボーイフレンドの威は、兄の激務を見ているので絶対にイクサガミになりたくない、と言っているが、絶対説得してイクサガミになってもらい、自分を戦巫女にしてもらおうという野望がある。
ちなみに、戦巫女の資格についての知識はない。(国家機密のため)
幼少期から威をいじめから護ってきたため、自分が強くならねばと気丈な性格に育った。女の子にしては若干乱暴者である。
相手の気持ちより理想を優先するきらいがある。
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