4.
文字数 181文字
「な、な、な、ない!」
室内からは先輩の肉が消えていた。
天の者なるユミは、先輩に感謝をつたえるためだけに室に舞い戻り、変わり果てた姿(だと彼女には思えた)となった先輩(の肉)を発見。天へと連れ帰ったのである。
天上でしあわせな生活を手に入れることのできたユミは肉だけとなった先輩の口に愛あふれるキスをして、
「先輩っ。大好き」
そしてやはり彼女に口はなかった――
室内からは先輩の肉が消えていた。
天の者なるユミは、先輩に感謝をつたえるためだけに室に舞い戻り、変わり果てた姿(だと彼女には思えた)となった先輩(の肉)を発見。天へと連れ帰ったのである。
天上でしあわせな生活を手に入れることのできたユミは肉だけとなった先輩の口に愛あふれるキスをして、
「先輩っ。大好き」
そしてやはり彼女に口はなかった――
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