第2話 え?俺、そんな小説家書いた?

文字数 648文字

やはり「七星の勇者の物語…だったけ?」はどういう小説?と質問したところ、
「七星の勇者に選ばれた少年少女達が、大魔王と戦い、絆を強め、成長していく物語です。」
との回答。
 そ、そういう小説ではなかったはずだよー!

 また、別の小説、「偽聖女様は自分だけは助かりたい。」はどういう小説と質問してみたとこら、
「婚約破棄され、悲惨な死を遂げた偽聖女マリアが、それ以前に戻ってしまい、真の聖女の登場を阻止しようとします。」
 違うよ~、マリアは真の聖女をちゃんとした待遇で迎えるようにして、それでも許されないだろうと思って、自分だけは国外に逃げて助かろうと思って、皇太子との婚約破棄してもらおうと思うのだけど、皇太子は彼女の聖女のために献身的な態度、自己犠牲(婚約破棄も自分に罪があるとと理由つけしていた)の態度に感動して、さらに愛が深まっちゃって…から始まるのですよ、AIさん。
 でも、まだそれはいい、別の日の回答は、
「マリアは別の世界からの転生者で、婚約破棄されて自由な旅にでて、素晴らしい仲間達、恋人と出会い、人々を前世知識を使って幸せにしていく物語です。」
 え?それ、誰の小説?俺、そんなの書いた?そんな小説書いた覚えないよ、AIさん。

 しかも、
「マリアが代々結界を守る聖女の家柄で、かなり前に力を失い、秘かに見つけた聖女に結界の補填をさせている状況だったが、マリアはかなりの能力があり、保全は完璧にできたものそこまでで、そうした中、真の聖女が現れる」
という設定は理解した上での回答なので、実に不思議…。
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