第2話
文字数 365文字
さあやは、すっかり元気になっていた。
ただひとりだと頑張ってしまい、ブレーキが効かなくなる。
「しばらく、家でのんびりしないか」
そうは言ったが、ずっといて欲しかった。
僕はスケジュール帳に、さあやの誕生日に入籍と書いていたんだ。
さあやはしばらく迷ったが
「そうね。しばらく直樹の家でゆっくりするのもいいね」
やった!
さあやはクスッと笑った。
僕の心はさあやには丸見えなんだ。
夢にまで見た、さあやとの生活は幸せすぎた。さあやも満更でもないみたい。
さあやは見違えるように元気になっていく。
このままいて欲しい…
その時、テレビから保護猫譲渡会のニュースが耳に入ってきた。
そうだ、さあやの大好きな猫を飼おう。
日曜日、さあやと譲渡会へ
そこには、
消えたあの猫がいた。
間違いない、短いしっぽに右の頬にある七つの斑点。
「この子が欲しい」
さあやはクスッと笑った。
ただひとりだと頑張ってしまい、ブレーキが効かなくなる。
「しばらく、家でのんびりしないか」
そうは言ったが、ずっといて欲しかった。
僕はスケジュール帳に、さあやの誕生日に入籍と書いていたんだ。
さあやはしばらく迷ったが
「そうね。しばらく直樹の家でゆっくりするのもいいね」
やった!
さあやはクスッと笑った。
僕の心はさあやには丸見えなんだ。
夢にまで見た、さあやとの生活は幸せすぎた。さあやも満更でもないみたい。
さあやは見違えるように元気になっていく。
このままいて欲しい…
その時、テレビから保護猫譲渡会のニュースが耳に入ってきた。
そうだ、さあやの大好きな猫を飼おう。
日曜日、さあやと譲渡会へ
そこには、
消えたあの猫がいた。
間違いない、短いしっぽに右の頬にある七つの斑点。
「この子が欲しい」
さあやはクスッと笑った。