あらすじ

文字数 366文字

たくさんの種族が暮らしている国。その中で種族は昼の民と夜の民にわかれていた。
昼間活動をして夜になると眠る種族たちと、逆に夜間活動をして昼になると眠る種族たちがいる。
同じ場所に暮らしながら、基本的には昼の民と夜の民は、ほとんど交わることがない存在であった。また、夜の民は森の中にひっそり住んでいるので、昼の民にとっては少し得体のしれない、隣人といったところでもあった。そのせいか、昼の民のおとなたちは、夜の民によい感情を抱いていなかった。あるとき主人公のニイサが、夜の森に迷い込み、夜の森にある豊かな世界に気付く。昼と夜を行き来する中で、70年周期で起きるヒカリバナという森の奥の池に生息する花の開花に関わる謎と、それに伴って起きた陰謀にニイサは巻き込まれていく。周りで起きる人間模様と圧倒的な自然の営みの中で、ニイサが成長する物語。
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