第二部・予告編

文字数 755文字

 あれから10年の月日が流れた・・・。
 早野寛はネオ東京国際空港に降り立った。

「ああ〜、10年ぶりかぁ〜」

 そう言うと検閲所へと向かった。

「IDを見せて下さい。それと旅券を」

と言われて早野は検閲官に提出した。そして、

「早野寛です。東京へは仕事で来ました」

と告げた。
 すると、みるみる検閲官の顔が恐怖で曇り。

「あ、あなたは、このIDは・・・。
早野寛は・・・。本物ですか?!」

と聞いた。早野は、

「はい本物です」

と言うと。後ろから3人の警察官が現れ。銃を突き付けられ。

「手を挙げろ!早野寛!お前は指名手配されている!」

と言った。早野はニヤリと笑うと。

「どうも、ご苦労さま」

と手を挙げた。
 警察官は乱暴にボディーチェックをすると。
早野を取り囲んで、空港警察の部屋へと連れて行った。
 早野は通り過ぎる、恐怖で震える他の客に。

「はい、大丈夫ですよ〜悪者は捕まりました」

と惚けて言った。警察官が、

「黙れ!」

と早野を引っ張って行った。
 早野は何の取り調べも受けずに。
直ぐさま護送車で2人の警官と共に近くの警察署へと連行された。
 取調室に連れて行かれるかと思えば。
会議室に入れられ逮捕した警官が、

「キリン、何でこんな真似を」

と手錠の鍵を外した。早野は、

「いやね、日本の公安のチェック機能を見たかったのさ。それに警察の仲間が、どれ程いるのか、確かめたくてね」

と言うと。

「私が、たまたま勤務だから良かったものの。この警察にも、公安のスパイがいるんですからね。監禁されたら、どうするつもりだったんです?」

「あはは、そしたらラスボスに会えるかな、
とも思ってな。尤もそんなに簡単には出てこないかな?まあメンバーが救出してくれると安心してた」

「そうやって、ドラゴンも捕まったんですよ。気を付けて下さい」

 警察官は早野を裏口から出してくれた。
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