第1話
文字数 306文字
氷でできた都市に住む主人公の火衣はまだ5歳。でも5歳児ならではの観察力と洞察力で次々に都市で起きた平和な事件を解決していく。
「ゴミ袋破り事件事件」事件番号№1
カラスも来ないような寒い町で、ゴミが勝手にあさられる事件が起きた。被害者はホッキョクグマのハミ。土曜日の午後、午前中に出した生ゴミを見たら袋が破れていたという。黒いゴミ袋、溶けない雪と氷、晴れた空、袋にした重り。
「この事件、私が解決しました!」
犯人は誰もいない、自然現象だった。
晴れた日、寒い空気、これで袋の中の空気が膨張し、普段なら浮くものの、中のゴミと重りの影響で、袋が破れたのだろうという。それは正解だった。
このようにして火衣は事件を解決していく。
「ゴミ袋破り事件事件」事件番号№1
カラスも来ないような寒い町で、ゴミが勝手にあさられる事件が起きた。被害者はホッキョクグマのハミ。土曜日の午後、午前中に出した生ゴミを見たら袋が破れていたという。黒いゴミ袋、溶けない雪と氷、晴れた空、袋にした重り。
「この事件、私が解決しました!」
犯人は誰もいない、自然現象だった。
晴れた日、寒い空気、これで袋の中の空気が膨張し、普段なら浮くものの、中のゴミと重りの影響で、袋が破れたのだろうという。それは正解だった。
このようにして火衣は事件を解決していく。