第1話 突然の出合い

文字数 1,391文字

 ある日の午後。その人は携帯を見ていた。そしてあるサイトを開いていた。そしたら、猫のハッシュタグの人を見つけた。その人が気になっていた。でもその女性は「この人は私にとってどう見えるのか?そしてもう恋はしないほうがいいのかもしれない。」とも思っていた。
一度恋から離れた方がいいのでは?」とも思ってはいた。1年半の恋を終えたその人はそう思っていた。そんなところに猫のハッシュタグの人から来たのだった。「貴女は何処の方で?」と。「私は北海道です。障害があります。貴方は?」とその女性は答えた。「僕は秋田です。僕もあるんですがね?今入院中で精神科の病院にいます。彼女とは別れてしまって・・・・。」とその男性は言った。「私もある人と付き合っていたのが1年半で・・・・」とその女性は言った。「何故その男性と別れたの?」とその男性は言ってきた。「好きだったのですがね?どうしても合わなかったし。それでもやり直したんだけれど?」「その人が言ったから?とその男性は言った。「まあ」とその女性は言って「でも何故別れたんだい?」とその男性は言った。「私その人といて楽しかったんだけど、その人相当のファザコンで、そして私に一度も頼らなかったし、バツイチだったから。そこはいいとしても、私だって39だから。でも人に頼らないってね?相手がいるのに。」とその女性は悲しそうに答えたのだった。「それはね?頼ってほしかったんだよね?貴女はさ?でもその人は貴女のことをどう思っていたんだろうね?」とその男性は言った。「話は変わりますが、秋田って寒いんですか?北海道よりも?」とその女性は話を変えてその男性に尋ねた。「そうだけど?お米がおいしいし、そしてぎばちゃんのふるさと。そして白鳥がいるから。」とその男性は機嫌よく言った。「私も白鳥が好きなので。」とその女性は上機嫌に言った。「一度秋田においでよ!僕案内するよ!」「ホント?私中学の修学旅行以来北海道離れたことがないから行きたいな!」「うん!!いいよ!!でもなんか貴女と僕って気が合うよね?年は?」「私39。はいそうですね?もしよかったらメアド教えてくれませんか?それと携帯の電話番号も!私のは***-***-***。***@***です。たぶんあなたは秘密主義者だから誰にも教えないと思うから。貴方のは?」とその女性はメアドと携帯電話の番号を送った。「僕は45。僕のも***-***-***。***@***だから一度送ってみてほしい。」とその男性はその女性に送った翌日から2人はメル友になったその男性からメールが来るのはいつもその人のことを思っていたから午前8時と、昼と寝るころにいつもメールが来ていた。そのメールに書いていたのは海が見えるところに病院があって、そこでいつも野球をしているとのことだった。そして巨人が大好きで、上戸彩さんが好き。特に白鳥が大好きとも書いてあった。そして漫画は?というと?らんま1/2が好きとも書いてあった。その女性もだんだんその男性のことが好きになりかけていた。そんな気がしていたのだった。でもまさかその何年か後にその人が自害するなんてそんなこと思いもしなかった。夢にも思わなかった。その何年かメールが続いていた朝のことだった。「何故かその人からメールが来ないな?」と思っていた。「もしかしたら忙しいのか?でもなぜ」とも思っていた。

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