人が老いるとき

文字数 608文字

コンテスト用に書いてる長いお話がやっと文字数きっかり半分までたどりついた。
もう、目がしぬ。

長いお話は苦手だ。
説明するのも聞くのも苦手なんだ。

どうしてもやりたいのでやってるけど、諸事情により(『舞台ウラ』参照)、もっとのんびり書くつもりだったのに、ピッチをあげている。

目がしにそうだけど、思い付いたことがあるので書きたい。

『人はいつ老いるか』

私は、数日前にわかった。

それは、シワができたとか、白髪が生えたとか、体のあちこちが痛いとか、そんなことじゃあない。

私は、同世代の知り合いに言った。
「最近、ジャニーズの新しいグループのコたちを見てさ、なんか、もう、かっこいいとか全く思わなくなったんだよね…」

「わかる!私も、このコが自分の息子だったら…って」

「なんかさ、見てて、ただ『がんばれ!』って思うんだよね、がんばれ、って」

「それ、ダンナも同じこと言ってた、がんばってるなって」

コレだ。
コレが、『老い』なのだ、と私は悟った。

何を見てもときめかないということがここ数年続いていた。
キュンとするのは我が子のほっぺたや言葉のみだ。

ときめかないということを通り過ぎ、若者を応援したい気持ちになる。

これこそ、老い。

私にとっての老いるということ。

それを会話の中で感じた私はただ最後に「悲しいね…」と、つぶやいた。

ときめきを取り戻したら、若返るのだろうか。
ためせるもんならためしたい。
それにはまずはときめけるものをさがさなきゃならない。
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