詩小説『親子』3分の想い出。全ての親子へ。

エピソード文字数 550文字

親子

ごはんはおかわりするつもり。
2杯目は半熟目玉焼きで食べるつもり。

お肉から食べると思った。
湯気の向こうで笑ってる。

おかわりすると思った。
茶碗差し出す前から笑ってる。

汚れもする毎日は、
許してしまえるのは何故だろう。

衝突もあったそれなのに、
美化されるのは何故だろう。

嫌いになった日もあったのに、
想い出のあなたは笑っている。

なんとも滑稽な関係だ。

お風呂が沸く匂いがしました。
まだ明るいというのに湯船の中。
小窓を開けて、なにもない、
景色を眺めていました。

酷いことすらされたのに、
許せる気もするのは何故だろう?

加減もなく酷いこと言ったのに、
許してくれるのは何故だろう?

泣いたり、怒ったり騒がしい毎日は、
いい想い出とされている。

なんとも厄介な関係だ。

僕の手元でお辞儀する、
やまなりのボールが、
グローブの中へ収まりました。

よし、帰ろうか。と言って、
バットを肩に担ぐ夕暮れは、
今日の晩御飯を浮かべました。

汚れもする毎日は、
許してしまえるのは何故だろう。

衝突もあったそれなのに、
美化されるのは何故だろう。

嫌いになった日もあったのに、
想い出のあなたは笑っている。

なんとも滑稽な関係だ。

胸が痛くなる関係だ。
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

主人公はあなたです。それぞれの恋愛模様を『詩小説』で。

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み