第3話

文字数 178文字

自信があった。
僕の精神力たるや。
子供ん頃からキツかったんだよ。
ギリギリ生きて来てんだ。
甘かった。
すぐそこ、気を許したとこから突きつけられる刃。
たすけてくれる筈のそのひと。
表情変えずに脇腹ぐさりと。
血がぴゅーぴゅー。
ああそうか。
嘘だったんだ。
ならば、僕の一世一代の恋も、嘘だった。
ああ、そうか。
そうだよな。
全部テメーで蒔いた種。
おかわりいかが?
イタダキマス。
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