【随時更新】16TONSのガラクタ設定置場

あらすじ・コンセプト――地域や時代を超え、オカルトは存在する

エピソードの総文字数=4,524文字

コンセプト

文化:19世紀末~20世紀中期のヨーロッパ・北アメリカ風世界。人物の名前はスペイン語圏。

魔法:存在するが、剣と魔法の世界めいて一般的なテクノロジーではない。その存在は信じられていないか、信じていても目に見えるものではないと考えられている。黄金の夜明け団やA∴A∴めいた魔術結社が存在する。

魔物や神格:だいたいが魔法と似たような認識。だが、少数のハンターや魔術師が動き回る死体や残虐な妖精と戦っている。神々は概念的存在である天神(ラダのロア)と実体と人間めいた人格を持つ地祇(ペトロのロア)が存在し、クトゥルフ神話めいている。

ゲームのビジュアル:ゲームボーイ風。黄色と黒、あるいは白黒。そこにところどころ赤い色が入る。火とか血とか臓物はだいたい赤。

戦闘:ターン制。素早さでイニシアチヴは取れず、味方が行動した後、敵が行動する。敵には前列と後列があり、飛び道具でないと後列を攻撃できない。ターンの終わりにキャラクターがちょっと喋る。

能力値:白兵攻撃力、射撃攻撃力、防御力、霊力。霊力は呪詛攻撃のダメージを上げ、受けた呪詛攻撃のダメージを下げる。味方のHPとMPは100固定。

戦闘コマンド:「こうげき」「ほじょ」「どうぐ」「けいかい」。「こうげき」「ほじょ」「けいかい」で各アビリティを使える感じ。「こうげき」内に<はくへいこうげき><しゃげきこうげき>があって、これが通常攻撃扱い。<ぼうぎょ>は「けいかい」にあって、<かいひ>と使い分けできる。

アイテムと金の入手:触れた敵を倒しただけではアイテムも金も手に入らない。敵を倒すと死体が残るので、死体を調べることで「トカゲのめだま」「けっせき」「けもののはらわた」などのアイテムが手に入る。

タンスなどはあるが、ダンジョンに宝箱は存在しない。死体が宝箱の役割。

死体を調べると、時々グロい寄生虫との戦闘になる。

金を得る手段は基本的にアイテムの売却で、金そのものは人間型の敵でないともっていない。

死体を調べると「ぐちゃ」という効果音が鳴る。

あらすじ
プロローグ:

二人の女が森の中で海王星人どもを殺している。

中年の女は語る。かつていずことも知れぬ場所で拷問を受ける男あり。火に炙られ、鋸で八つ裂きにされ、両親や昔の女になじられ、そして甦る。

これがトペテ。ペトロのロア(地祇)で最もラダのロア(天神)に近きもの。トペテによって殺された者、トペテに呪われた者は死後トペテの中で永劫苦しむのだ。

第1部:

幼女アマーリア他2名の冒険に流れ者のトペテが加わる。でかい生き物を倒す。

「昼夜の境を犯した者を処刑する魔物」首狩りヤマネにして新興宗教「黄金の牡牛」元司祭である鳥土との遭遇。

その後何者かに攫われる連れの1人。

アマーリアは村の祭りが自分たちを生贄に捧げる儀式だと知り、ペトロのロアに抵抗する。

儀式のための遺跡で連れ2名死亡。

トペテは口裂け眼球を沸騰させ、眼窩と口と指先から火を吹き出し、村人とロアを殺し生贄の魂を横取りする。

アマーリアだけ「恐怖を伝播させるため」生かす。トペテは自分の吐く炎で燃えて死亡。

死後魂をトペテに投げ入れられてしまうことを確信し、震えて泣くアマーリア。

第2部:

船で島にやってきたトペテ。

でかい生き物を倒す。

母親の葬式にやってきた3人組に随行。しかし3人組の目的は3人のひとりの母親が管理していた古墳の墓泥棒だった。

トペテら4人は古墳の守護霊たちを虐殺。殺された霊たちはことごとくトペテに放りこまれる。

3人組は略奪品の分配でもめたので、トペテは眼窩と口から火を吹きそいつらも皆殺して拷問空間としてのトペテに投げ入れる。

トペテは焼け死ぬまでに黄金の牡牛元司祭のヴィンシオ、およびペトロのロア「スイカズラの姫」に会う。

トペテ(正確に言うとトペテそのものではなく目の前にいる人型実体)に同情的なスイカズラの姫。

第3部:

悪性猩紅熱が流行り、沢山の子供が死んでいく街。

悪友に誘われ肝試しに行く高校生フェデリコ。悪友は行く先々で奇妙な儀式を行う。

途中で魔物を追う首狩りヤマネのロレンシオと遭遇、同行。魔物は倒す。

結局儀式は悪友と鳥土がトペテを召喚するための罠だった。猩紅熱も悪友による生贄回収のための呪詛だった。

最後の生贄として友であるフェデリコを捧げようとする悪友。しかしトペテは独自の判断で人間を殺すので悪友は死んだ。

フェデリコは魔物の残したガトリング砲で辛くもトペテを殺す。燃えるトペテの死体。鳥土は逃げた。

ロレンシオは後からやってきたヤマネ先輩であるパキータとファビオラと会話するが、フェデリコは関わりたくないと去る。

猩紅熱流行は収まるが、街中での沢山の葬式を見て涙するフェデリコ。

第4部:

第3部から50年前、内乱後の話。

黄金の牡牛教祖サンチャの娘であるファビオラは資金繰りのために繊維会社社長である黒蓮に接触、肉体関係を持つ。

黒蓮はガチでファビオラに惚れており、ファビオラは罪悪感を抱く。

黄金の牡牛は信者に豪運を与える代わりに幼児を生贄に捧げるトペテ崇拝邪教であり、警察さえ牛耳っている。

ファビオラは黒蓮や彼に近しい首狩りヤマネ達(黒蓮の会社の私有地である森に住む)と過ごす日々の中で安らぎと悦びを育んでいく。でかい生き物を倒したりもする。

しかし黒蓮は魔術結社A∴S∴の任務で、ファビオラを通してサンチャに死に至る(強制的に天国に送る)呪詛をかけていた。

ファビオラは事実を黒蓮とA∴S∴メンバーのギュスターヴォの会話を盗み聞きしそれを知る。母と恋人どちらを選ぶか悩むファビオラは自身の妊娠を知る。

そんな中サンチャを不要と判断した鳥土は黒蓮を寺院へ会食に誘い、黒蓮がサンチャを呪詛していることをバラす。黒蓮と教団との魔術合戦が始まる。

黒蓮はファビオラの助力もあり八面六臂の活躍をするも鳥土の仕掛けた呪詛をサンチャ共々モロに喰らい死亡。

ファビオラはヴィンシオに攫われた挙句凌辱され流産。子供にまで辱めを受けさせるまいと子供の遺体を食べてしまう。

そこに死んだはずの黒蓮が現れる。黒蓮はサンチャとは別ルートでトペテの魔術を心得ており、トペテと契約し現世に舞い戻ってきたのだ。

ヴィンシオに重傷を負わせるも取り逃がす黒蓮とファビオラ。トペテの力を手にした黒蓮が復讐を望んでも、ヴィンシオと鳥土もまたトペテの力を借りているため呪いが相殺されたのだ。

身も心もトペテと化しつつあった黒蓮はファビオラをも殺そうとするが、土壇場で焼け死ぬ。

出血多量のファビオラはパキータに助けられ、ペトロのロア「首狩りヤマネの長」(人間が直視したら死ぬ)によって首狩りヤマネに変態する。
第5部:

歪んだナショナリズムが蔓延する第4部の街。

パン屋を開店予定のフェデリコの住むアパートにトペテが入居。フェデリコと森からやってきたパキータはこれ以上悪さをさせないためトペテを監視。

しかし彼らは黄金の牡牛の後継組織である「太陽の大釜」と、それを率いるヴィンシオに捕縛される。

一方ロレンシオと共に魔物を狩りに下水道に潜ったファビオラは、当の魔物を素手で殴り殺す民俗学者にしてA∴S∴メンバーのアマーリア、その生徒兼愛人の嵐釘と遭遇。

アマーリアは独自調査によりトペテ実体である黒蓮の意志がトペテの被害を最小限に抑えていることを指摘、「スイカズラの姫」「道祖神(今までセーブポイント役だった)」「首狩りヤマネの長」の力を借りトペテとトペテ実体を無力化させる方法を確立したと協力を要請。黒蓮を救うため二つ返事で請け負うファビオラ。

A∴S∴を太陽の大釜に乗っ取られ干されていたギュスターヴォも強引に仲間に引き入れ、トペテ実体を追う。

トペテ実体の狙いはヴィンシオと鳥土が独自に研究していたトペテの魔術を分析し、火山の噴火にトペテの魔術を乗せ多数の被害者をトペテへの生贄とすることだった。

噴火口に来た太陽の大釜一行をアマーリア達が襲撃、生贄用に捕まっていたフェデリコとパキータを救出。

ファビオラはスイカズラの姫に聖別された短剣でトペテ実体を刺し殺し、スイカズラの姫に従属する「黒蓮」という唯一存在として蘇生させる。

ヴィンシオと鳥土はファビオラの水子を召喚し逃走、水子は撃退。

黒蓮たちは峠のふもとの別荘に集まって状況を整理する。

第6部:

本来形のない概念的神格であったトペテは、怪物じみて優れた魔法使いである黒蓮を生贄として最大限拷問し利用するため黒蓮に関わりのある犠牲者を「柱」とした怨霊軍隊に変貌していた。

「柱」を破壊すればスイカズラの姫が軍隊もトペテ内部世界も浄化できるようになるため、黒蓮はトペテの魔法を逆用し、アマーリア(ステゴロ最強)、フェデリコ(一度トペテを殺したうえ占星術的にも縁起がいい)、ファビオラ(魔物処刑種族の上トペテ知識も明るい)と共にトペテ拷問空間に侵入する。

トペテの亡者と化身、トペテ弱体化による老いを恐れたトペテ信者達、「柱」となった生贄喰いロア・盗掘者のひとり・フェデリコの悪友・サンチャを蹴散らし、最後の「柱」である黒蓮とファビオラの娘(黒蓮はベニータと名付けた)と交戦。

途中ヴィンシオと鳥土が出現、水子の力を吸収し力を得るも撃退、娘の魂を救う。

スイカズラの姫による領域支配によってトペテは無力化し、トペテ信者達は老いさらばえるかその場で燃えて死に魂もどこへ行ったか分からなくなった。

最後の力を振り絞ったサンチャが黒蓮たちの入ってきた出入口を破壊するも、黒蓮はあっさり別の出口を練成、帰還。

トペテは消滅してこそいないが儀式を行うものがいないため無力化、黒蓮たちの魂はトペテの支配から脱却したのだ。

エピローグ:

第6部から20年。フェデリコは先の戦争で徴兵され、荒野で戦死した。アマーリアは空襲でこんがり焦げてしまった。

その後、黒蓮とファビオラ、パキータの住む森は首狩りヤマネの髄液を狙う海王星人によって蹂躙されていた。ロレンシオも殺されてしまった。

首狩りヤマネの長さえ人間が直視できる程に弱体化し、森の放棄を決意した。

あらかた海王星人を殺したところで嵐釘と、黒蓮とファビオラの次女にしてアマーリアと嵐釘の養女であるマヌエリータが合流する。

黒蓮とファビオラに辛辣な言葉を吐くマヌエリータ。彼女は人間として生まれたため、不老の両親を妬んでいるのだ。

そして北の方角で轟音と火災。嵐釘とマヌエリータが海王星人の宇宙船に仕掛けたダイナマイトが爆発したのだ。黒蓮はその光景にトペテの地獄を思い浮かべる。

宇宙船を見に行く途中(パキータは怪我のためその場に残った)、黒蓮とファビオラは友人やスイカズラの姫、敵たちが血の海で燃えながらもがく様を幻視する。

だがスイカズラの姫はロアなので死なない。フェデリコもアマーリアも納得して死んで、トペテにはいない。それは黒蓮も理解している。

しかしトペテはある。霊的実体としては沈静化しても、この世に苦痛がある限りトペテはどこにでもある。かつてトペテだった男はそう我々に語りかけ、眼窩と口から火を吹き出して嗤うのであった。

とりまこんな感じで、章が終わるごとに好きな章を選んでプレイできるシステムにしたい。

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