①クラスメート

文字数 12,466文字

※年齢は2年生4月1日時点
※出席番号順

■穐山冴子 出席番号1■
・あきやま/さえこ
・7月3日生まれ 誕生日で17歳
・16歳
・フェンシング部(県代表にも選ばれた=58話「アキバへ~各停も悪くない」参照)
・内部生
・電車通学
・東京市赤坂区
・家が名家であるため非常にプライドが高いが、紀伊國以外には支配欲があるわけではない

・2年の2学期では学級委員(25話「先生の失踪」、43話「執拗なスパイク」参照)
・同じく内部生の紀伊國蓮花と中学から百合関係(27話「ごみ捨て場」で鶯谷が盗撮した逢瀬の写真を山葉に渡すシーンで山葉は関係を初めて知ることになる)。この時点では鶯谷、山葉以外の生徒にはバレていない
・文化祭で女給役の女生徒たちに紀伊國と付き合っていることをカミングアウトする(52話「文化祭~前夜」参照)
・電車通学だが雨や荒天時は使用人運転の高級外車でやってくることもある(3話「待ち人」参照)
・1人娘で父親は軍人上がりの華族で会社経営者。金持ち
・穐山と紀伊國の父親同士は実は仕事での縁が深く旧知。そのため穐山も紀伊國も子供時代からお互いを知っていた
・紀伊國のことは「蓮花」。それ以外は男女問わず呼び捨て(3話「待ち人」参照)。怒ると「貴様」。一人称は「わたくし」
・いろんなシーンで登場する準メーンキャラ

■朝戸靖子 出席番号2■
・あさと/やすこ
・誕生日、年齢設定なし
・内部生
・11話「高校生活の始まり~自己紹介」で登場するのみ

■校倉凛 出席番号3■
・あぜくら/りん
・誕生日、年齢設定なし
・内部生
・98話「来ない連絡」で出欠に返事をするシーンのみ

■石引夢見 出席番号4■
・いしびき/ゆめみ
・誕生日、年齢設定なし
・内部生
・98話「来ない連絡」で出欠に返事をするシーンのみ

■一ノ瀬かすみ 出席番号5■
・いちのせ/かすみ
・5月15日生まれ 誕生日で17歳
・16歳
・茶道部
・彩ケ崎中学出身
・電車通学
・山葉の幼馴染だが、中学時代までは山葉に告られるようなことはなかった。どちらかと言うとおっとりした少女で、人に対して意見するようなことはなく春菜とは対照的。否定せずに誰の話もうんうんと聞いてくれる性格なので淡白な感じがする。河合の告白に対しても「振ると気の毒」という思いから断れなかったと見られる。しかし河合に付き合うと言ったわけではなく、先のことまでは考えていなかったのかもしれない
・山葉が御山の着替えを覗いたことは後になって知ることになったが、その時の反応は不明

・山葉と小学校で同級だった最後は6年生の時(11話「高校生活の始まり~自己紹介」参照)で、中学3年間はクラスが同じになることはなかった。譲二の妹・美砂のことも知ってはいる
・自宅は彩ケ崎駅南商店街の蕎麦屋「香澄庵」。3階建て1階が店舗。2階にかすみの居室がある(70話「秘密のブログ~その1」参照)
・かすみの姉(むつみ)は市立美咲高出身で、今はお茶の池女子帝大に進学し寮生活中(70話「秘密のブログ~その1」参照)
・呼びかけ方は「山葉くん」。一人称は「わたし」
・小さなときからサイドテールの付け根に緑色のリボンを付けていた。得意科目は英語(7話「出待ち」参照)


■鶯谷ミドリ 出席番号6■
・うぐいすだに/みどり
・8月25日生まれ 誕生日で17歳
・16歳
・部活なし
・出身中学設定なし(内部生ではない)
・住所は東京市青山区
・通学手段不明
・校内のヤバいこと、変なこと、妙な裏技などに精通しており敵に回すと大変なことになりそうな女。東京市内から通っているはずだが、中学時代の描写や通学シーンなどはない。なぜだか山葉に対し親切なところがあるが、どういう感情なのかは不明。穐山&紀伊國が百合であることやクラスの女生徒の誰が処女であるかなど恐ろしい情報収集能力を持っているようだが、東城が御山を隠れ蓑に美砂と付き合っていたことを知っていたのかどうかは不明。鶯谷1人だけで番外編が書けそうではある

・21話「「妹」の姿」で初登場。喫煙者だがカクヨム版では喫煙シーンなし
・27話「ごみ捨て場」で山葉がスク水を拾うシーンで山葉を硬直させるが、28話「休みだった部活」では売ったスク水代金1万円を分け前として渡す律儀な面も
・39話「恋敵の下級生・6」ではかすみを巡る河合と山葉の対決で山葉を助ける
・41話「修学旅行~浴場」では男湯に先回りし、山葉ら男子生徒から女湯を覗かせる代償として30秒1000円とふっかける
・一人称は「あたし」「あたしゃ」
・「君と永遠」という18禁ゲームを学校に持ってきて、かすみがパッケージの能書きを読んだことで興味を持ってしまう(59話「アキバへ~タフな2人」)

■織川姫子 出席番号7■
・おりかわ/ひめこ
・2月11日生まれ 年内は16歳
・16歳
・部活なし
・内部生
・電車通学
・自宅は横濱。最寄りは金澤町駅(ボツの番外編「織姫の没落」に詳述)。
ここからはるばる通っている。横濱住まいなのは22話「花火大会」に記載。外人墓地近くの高級マンション
・ボツの番外編によると、実家はいわゆる成金だったが父の経営する会社が倒産し、退学届を出し学校に来なくなるが、山葉の奮闘により再び登校できるようになる。中学時代(内部生)から美少女モデルを務めるほどの美形。山葉が東城にそそのかされ1年のときに告ったという内容になっているが、そのへんの具体的記述はなし。告った結果、山葉に対し「3年になるまでには返事する」ことになってはいるが、これではかすみが浮かばれないだろう。結局山葉も東城と美砂のことに難癖をつけておきながら、かすみ、紅村だけでなく織川にまで告っていたわけだ

・22話「花火大会」ではチョイ役で登場するが、美砂が東城と春菜のデートを妨害しているのではという目撃に基づく疑問を山葉に質問するなど、観察眼の鋭さを披露する
・山葉を山葉と呼び捨てで呼ぶ数少ない女子(現状では春菜と織川のみ=穐山は「貴様」)
・一人称は「わたし」
・呼びかけるとき必ず「やあ」で始まる(22話)
・織姫と呼ばれることもある(東城は22話でそう呼んでいる)
・1年のときは文化祭の実行委員。相方は山葉

■柏木踊子 出席番号8■
・かしわぎ/ようこ
・6月13日生まれ 誕生日で17歳
・16歳
・吹奏楽部
・彩ケ崎中学出身
・電車通学

・香澄庵近くにある小料理屋の娘で、商売柄親同士も仲がいい。かすみとは小学校からの幼馴染。山葉は小中学校とも柏木と同級になったことがないため無接点(52話「文化祭~前夜」参照)
・「(53話)文化祭~美砂の挑発」では東城と山葉にぱんつを見られるハプニングで泣かれ、74話「柏木ぱんつリターンズ」では再び山葉にぱんつを見られ顔面を蹴って気絶させる。100話「報告会」でもぱんつを見られそうになり、東城と山葉の顔を踏み潰している
・84話「寝覚め」では船橋同様「ウコンターボ」という強壮ドリンクを飲んでいることが判明
・一人称は「わたし」
・かすみは「踊子」と呼んでいる
・実は信者さん(74話「柏木ぱんつリターンズ」で本人談)

■上川みさと 出席番号9■
・かみかわ/みさと
・3月9日生まれ 年内は16歳
・16歳
・剣道部(43話「執拗なスパイク」に記述)
・内部生
・電車通学
・群玉県・処沢市在住。最寄り駅は昭津(あきつ)=14話「無謀な行軍」
・この14話と62話「クリスマス~手から落ちたもの」で登場するが発言はない
・一人称は「わたし」
・親は成金

■紀伊國蓮花 出席番号10■
・きのくに/れんげ
・11月21日生まれ 誕生日で17歳
・16歳
・フェンシング部
・内部生
・電車通学
・自宅は東京市麻布区

・穐山と百合関係。百合が明らかになったのは27話「ごみ捨て場」から。この時点では鶯谷と山葉以外には知らない。クラスメート女子に知れるのは52話「文化祭~前夜」から。54話「後夜祭」では山葉が直接確認することとなるが、結局、他の男子生徒も知るシーンは存在しない。ただ、88話「穐山さんごめんなさい」では2人が百合である「共通認識が学校中に出来上がっており」との記述があることから、文化祭以降に広まったと考えられる
・88話では、穐山が樺太に行って不在の間、寂しそうな紀伊國を東城がメイド喫茶に誘い、彼女がハマっていく過程が描かれている
・穐山のことは「冴子さん」と呼んでいる
・一人称は「わたし」
・紺ハイでなく白のハイソックス派(88話「穐山さんごめんなさい」参照)
・名前初出は3話「待ち人」
・1年1学期には保健委員だった(番外編「遠足」)
・国内最大手電鉄「報國急行電鉄」の社長令嬢で一人娘。茶華道や薙刀が得意だが、穐山と一緒にいたいのでフェンシング部に入っている
・紀伊國と穐山の父親同士は実は仕事の縁で旧知。そのため穐山も紀伊國も子供時代からお互いを知っていた

■櫛原みやこ 出席番号11■
・くしはら/みやこ
・誕生日設定なし
・年齢設定なし
・内部生
・98話「来ない連絡」で出欠に返事をするシーンのみ

■来栖マリ子 出席番号12■
・くるす/まりこ
・12月24日生まれ 誕生日で17歳
・16歳
・部活設定なし
・内部生
・電車通学(3話「待ち人」に記述)
・彩ケ崎駅近くの40階建てマンション最上階に住んでおり、52話「文化祭~前夜」で穐山や春菜らが衣装合わせで訪れる
・タワマンに住んでいる理由は駅前に土地を持っていた親が再開発でデベロッパーに売って富を得たから(約得で最上階に住む権利を得た)
・天然の娘。ドジ。住んでいる場所が彩ケ崎だが内部生のため、少なくとも中学時代に東城や山葉と接点はないが、エリア的に小学校は同じだった可能性がある
・3話で初登場しバケツをひっくり返す
・料理は下手。19話「妹のホクロ」で「あいつのメシを食ってよく死ななかったな」との記述があるほか、100話「報告会」では家庭科の授業で消し炭ハンバーグを作ったとある
・87話「絶望」では樺太の北麗を訪問しているが、特に役はなし
・12話「高校生活の始まり~ほぐれた緊張」でいきなり山葉、東城らと仲良くなる
・どこかの教会でバイトのシスターをやっているらしい(41話「修学旅行~浴場」参照)
・一人称は「わたし」
・呼び名は「まりちゃん」「マリ」

■御所春香 出席番号13■
・ごせ/はるか
・誕生日設定なし
・年齢設定なし
・部活設定なし
・内部生
・98話「来ない連絡」で出欠に返事をするシーンのみ

■五丁田順子 出席番号14■
・ごちょうだ/じゅんこ
・誕生日設定なし
・年齢設定なし
・部活設定なし
・内部生
・98話「来ない連絡」で出欠に返事をするシーンのみ

■佐伯春菜 出席番号15■
・さえき/はるな
・3月22日生まれ 年内は16歳
・16歳
・帰宅部
・彩ケ崎中学
・電車通学

・東城の彼女。小学校のときから東城とともに山葉の家に遊びに来る間柄だった(91話「美砂のお受験」参照)。活発でカラッとしており、東城と付き合っていてもベタベタすることなく別け隔てなく誰とでもフレンドリーに話せる性格。山葉が東城を殴った際には反撃して蹴りつけたり、体育館裏で山葉に渾身のパンチを浴びせるなど、東城への思いは強い。趣味はファッションで、スタイルにもかなり自信がある様子。制服のスカートも短くしており、高校受験を控えた美砂に「スカート短くしようねえ」と誘っている

・父親が大手商社員(64話「妹の瞳」参照)
・東城の呼び方は「薫」。一人称は「わたし」
・中学時代はバレーが得意だったらしい(43話「執拗なスパイク」で本人談)
・山葉的には「バカそうに見えるが意思のはっきりした娘で、相手を立てるべきときはちゃんと立てる」良いやつ(37話「恋敵の下級生・4」参照)
・さらに、チャーミングで、ちょっとおバカで、スタイルもそこそこ(85話「春菜への思い」)とのこと
・2年生の1月に樺太への転勤が明らかになりで東城とともに逢坂方面に駆け落ちするがすぐ捕まってしまった(65話「別れの9文字」)
・転校先の北麗では佐々木玲子らのいじめに遭う

■桜川芳恵 出席番号16■
・さくらがわ/よしえ
・誕生日設定なし
・年齢設定なし
・部活設定なし
・内部生
・98話「来ない連絡」で名前が出たが欠席している

■椎名真弓 出席番号17■
・しいな/まゆみ
・8月14日生まれ 誕生日で17歳
・16歳
・元バレー部(現在は部活無所属)
・内部生
・自転車通学
・1話で山葉と紅村が2人並んで坂を降りていくところに一瞬登場
・「ひゃっは~」が口癖。椎名なので「しーちゃん」というあだ名だがC子転じてB子とも。元気印で知られる
・元々はバレー部だったが退部しており、その顛末を東城に語る(45話「沙貴子、馴れ初め~その2」参照)

■ジェシカ・ライジングサン 出席番号18■
・6月30日生まれ 誕生日で17歳
・16歳
・栗毛に茶色い瞳(25話「先生の失踪」参照)
・アメリカ人の留学生。高校1年からクラスにいる。日本かぶれ
・19話「妹のホクロ」で名前初出

・日本かぶれになったきかけは幼少の頃、父親が乗っていた古い日本車が影響している。日本のことを調べているうちに興味が湧き、いつか日本で暮らしたいと思うようになり今日に至った。どちらかといえばオタ系だが、それ以外の日本に関する知識もまあまあ豊富。留学で日本にやってきてからは彩ケ崎市内の銀行支店長宅をホストファミリーにホームステイしていたが事情があって紫村姉妹宅に転がり込んだ。居心地がいいので卒業まで過ごす予定
・おせっかいで、同じアメリカ人のレナーテにいろいろ教えるのだが、その情報が間違っている、あるいは恣意的に誤情報であることがあり、それが元でレナーテと犬猿の仲になる。22話「花火大会」ではジェシカがレナーテに「キ○玉屋~」と叫ぶのが花火見物の流儀だと言って騙し、怒ったレナーテと胸ぐらのつかみ合いになった。それが故「先生の失踪」では彫刻刀で鉛筆を削るレナーテにちょっかいを出すシーンもあるが、完全に黙殺されている。レナーテからすれば完全な天敵。この2人が喧嘩するときは英語になる

・本編での登場は少ないが番外編「紫村姉妹の居候」と「ジェシーとレナ」では主役扱い

■慈乗院和歌男 出席番号19■
・じじょういん/わかお
・誕生日設定なし
・10月3日生まれ 誕生日で17歳
・16歳
・太刀川第2中学出身
・自転車通学
・かえで先生のことが大好きな男子生徒。14話「無謀な行軍」で名前初登場

・29話「先生とのデート」では発電機室で吉村に告られ、それ以降はかえで萌ではなくなったはず。だが、41話「修学旅行~浴場」では東城がかえで先生の裸を見たことに激昂する
・樺太派遣組の1人。現地で「かえで」という内地からの転校生と知り合いになり、彼女からの通報がきっかけで春菜の窮状が知られることになった(100話「報告会」参照)
・中学ではバスケ部だった(43話「執拗なスパイク」に記述)が身長は普通
・将来はホテルマンを目指しているが、そういった記述は本編のどこにもない

■妹尾真知子 出席番号20■
・せのお/まちこ
・誕生日設定なし
・16歳
・内部生
・98話「来ない連絡」で出欠に返事をするシーンのみ

■東城薫 出席番号21■
・とうじょう/かおる
・2月10日生まれ 年内は16歳
・16歳
・彩ケ崎中学出身
・電車通学

・山葉が主役のように見えるが実は本当の主役は東城。春菜と相思相愛で、美砂に告られた当初はちゃんと断っていたが「女なら誰にでも優しい」性格が災いし、春菜が転校でいなくなった後、御山、美砂、東城3人が演じたドロドロの中心に位置することとなる。まあ、御山と美砂も春菜の不運を利用したという点では悪いっちゃあ悪いんだが
・美砂を巡って山葉に殴られたり小突かれたりすることが何度かあり、普通なら関係を断つところだが腐れ縁とでも言うか毎回仲直り(実は有耶無耶)している

・御山の願いで一応は付き合い始める(47話「沙貴子、馴れ初め~その4」)が、あくまで本命は春菜だった
・春菜が転校し、誕生日前日に御山が訪ねてきたことで翌日からの登校を決意する。これがきっかけで「正式に」御山と付き合うことになるが、同じ月の期末試験ころには2人の交際は校内で知れ渡っていた(74話「柏木ぱんつリターンズ」で山葉の回想)
・だが御山が訪問した翌日には訪ねてきた美砂と深い関係になったので、御山が東城の「正式な」彼女だったのは2月9日から翌10日夕刻までのたった24時間だけだったことになる。もちろん御山はそんなこと知る由もないのだが
・こういう男ではあるが、それを知ってて恋心を抱いてしまった船橋もなかなかである
・朝食は抜くことが多い。79話「それぞれの思い」で本人が美砂に語っている
・レーズン、マーマレード、納豆、刺し身が苦手(88話「穐山さんごめんなさい」参照)

■撫川咲 出席番号22■
・なでかわ/さき
・誕生日設定なし
・16歳
・内部生
・陸上部
・陸上部であることは47話「執拗なスパイク」で判明するが、本人の発言等は本編に一切ない

■西春昴 出席番号23■
・にしはる/すばる
・10月15日生まれ 誕生日で17歳
・16歳
・彩ケ崎東中学出身

・変なドリンクが好きな男で62話「クリスマス~手から落ちたもの」では穐山と紀伊國に飲ませるシーンがある
・42話「修学旅行~先生のピンチ」では手製の雀牌を持ってくる
・本編の出番はごくわずかだが番外編「鉄オタ西春の憂鬱」で村本ともども鉄ちゃんであることが明かされる

■丹生川さち 出席番号24■
・にゅうかわ/さち
・誕生日設定なし
・16歳
・内部生
・全く登場しない

■韮崎朱子織 出席番号25■
・にらさき/さてん
・1月31日生まれ 年内は16歳
・16歳
・中学設定はないが彩ケ崎東中とみられる
・3話「待ち人」で初登場。見た目が男の子なので男がセーラー服姿で登校したと騒ぎになったというエピソードが語られる

・58~60話のアキバシリーズで盛岡とともに爆買いシーンが展開される
・居住地不明だが、アキバへ行く際、山葉たちの彩ケ崎より一つ新宿寄りである武蔵花岡駅から乗車しているので彩ケ崎市民ではありそう
・あだ名は存在感が薄いことから「ステルス」や、形の似ている野菜ということで「葱(ねぎ)」。
・東城は「ニラ玉」呼ばわりもしている(6話「頼れる2人」)
・結局のところ盛岡との関係は詳しく分からない。アキバ巡りの後2人はラブホに入りはするが、中で何をしていたのか一切不明(戦利品をチェックしていただけかもしれないし、それ以上の別のことかもしれない)

■野並成夫 出席番号26■
・のなみ/なるお
・6月9日生まれ 誕生日で17歳
・16歳
・中学設定なし(彩ケ崎ではない)
・居住地設定なし
・稀にモブキャラとして存在するのみで発言は一切なし
・美少女ゲーム愛好家という初期設定はあったが作中では生かされていない。盛岡と気が合いそうではある

■花家杏子 出席番号27■
・はなや/きょうこ
・3月3日生まれ 年内は16歳
・16歳
・美咲元町の元町中学(2話「水着売り場」)
・美咲元町駅北側の国道沿いにあるガソリンスタンドの娘
・2話で初登場し発言シーンもある。山葉に実家のGSでのバイトを世話するような面があるにも関わらず、それ以後はほぼモブキャラ扱い
・ウエーブした栗色がかった髪

■番匠久美子 出席番号28■
・ばんしょう/くみこ
・誕生日設定なし
・16歳
・内部生
・98話「来ない連絡」で出欠に返事をするシーンのみ

■船橋弥生 出席番号29■
・ふなばし/やよい
・1月28日生まれ 年内は16歳
・16歳
・彩ケ崎南中学出身。御山と同じ中学で、82話「空いた席」で船橋本人が語る
・元町駅からバスで通っている

・14話「無謀な行軍」で名前のみ初登場
・74話「柏木ぱんつリターンズ」で創立記念祭準備委員として登場
・77話「疑惑」内の記念祭準備中のシーンで東城との会話シーンがあり、これが本格的な登場でこれ以降、出番がかなり増える
・体型はちょっと太めらしい(77話「疑惑」)
・中学時代、御山にあった陰湿な出来事を知る物語後半の重要人物で、御山を振った東城に気をつけるよう忠告する(82話「空いた席」)が、御山と別れたなら付き合わないかと聞くなど東城に好意を抱いている様子
・104話「船橋弥生の思い」では主役扱いで彼女のことが分かるエピソードが語られる。ここで「コミック研究会」という同好会に入っていたことも分かる
・105話「心の隙間2」でも東城と記念祭冊子の編集作業をするが、これは春菜が北麗から帰ってくる前の日。椅子から落ちそうになるのを東城に支えてもらい、顔を赤くして「東城・・・くん」と君付けになる。この後、美砂が御山と行動をともにしていることを告げるのだった。教室を出る別れ際、船橋の頭を撫でる東城。結局この期に及んでも女にはいい顔をするのだった
・船橋ストーリーは番外編扱いだったが、本編に組み込んだ

■紅村涼子 出席番号30■
・べにむら/りょうこ
・5月3日生まれ 誕生日で17歳
・16歳
・彩ケ崎東中出身(1話「帰り道」参照)
・居住地設定なしだが、東中出身なので彩ケ崎の隣駅「武蔵花岡」が妥当。9話「視線」には、かすみと山葉が彩ケ崎で下車する際、まだ車内に残っている記述があるため、このまま電車に乗り続けることが分かる
・小5のときに家族の転勤で関西方面からやってきた。クラスにはこれといった親しい相手はおらず、1話の1週間前、商店街で逃げる万引き犯に蹴り倒されたところを山葉に助けられたことで惚れてしまう。メガネっ娘であることもここで分かる

・7話「出待ち」で山葉に振られる(1回目)
・13話「お願い」は山葉の夢の中にまで登場し、14話「無謀な行軍」では冊子の配達で同行することとなり、続く15話「大雨の宿~その1」ではラブホテルに投宿。ここで山葉がどうなったのかは分からないままだった
・しかし72話「秘密のブログ~その2」では寝ている間に撮った山葉の写真を使い妄想小説の餌食にしていたことが判明する
・23話「バイトでの騒動」で殴られる涼子をかばったことから再び(なんとなく)付き合うことに
・山葉が再び振ろうとするのは32話「体育館裏での惨劇」だが、騒ぎの最中かすみに向かって「わたし、山葉くんのこと好きなの、一ノ瀬さん」などと宣言されてしまう
・72話「秘密のブログ~その2」でブログの内容に怒った山葉に問い詰められるが結局は「嫌いにだけは、ならないで」「…大丈夫」と、山葉との関係は絶たれずに済んだ

・このように、山葉に何度も振られるという苦汁をなめている初期の主人公級キャラ。一度振られれば普通は顔も見たくなくなるはずだが、山葉にしてもしっかり断らなかったり可哀想に思う性格から決定的に別れることはなかなか難しそうだ。こんなことやってると山葉もかすみに見限られるんじゃないかと思うのだが、将来彼がどんな道を歩むのかは全く分からない。言えることは、東城や美砂のことを殴ったりとやかく口出しする資格なんて結局はなかったということだけだ

■舞衣茸しめじ 出席番号31■
・まいたけ/しめじ
・誕生日設定なし
・16歳
・内部生
・98話「来ない連絡」で出欠に返事をするシーンのみ
・番外編「遠足」では1年1学期に学級副委員長だった記述がある

■御手洗佳乃 出席番号32■
・みたらい/よしの
・誕生日設定なし
・16歳
・内部生
・第77話「疑惑」で名前のみ登場

■御山沙貴子 出席番号33■
・みやま/さきこ
・8月15日生まれ 誕生日で17歳
・16歳
・彩ケ崎南中学出身(3話「待ち人」参照)
・元バレー部主将

・主役級の役回りを持つ御山は見た目はかわいいため、何人もの異性に告られている。だが、彼女は中学時代に負った心の傷で男が大嫌い、というかほとんど敵みたいなものだった。しかしひょんなことから東城に好意を抱くようになり、一旦はバレーのため諦めようとするが春菜の陰とはいえ付き合うことになる。春菜が去った後は「正式に」東城の彼女となったように見えたが、隠れて付き合う東城と美砂にとっての都合の良いカモフラージュ役に過ぎなくなってゆく。美砂に東城を寝取られたことを知った御山は怒り狂う。そんなことを知ってか知らずか、船橋が東城に告げた中学時代の御山の恐ろしい回顧。彼女の狙いは東城ではなく、東城を奪った美砂に向けられてゆくのだった。だが、美砂も結局は東城に捨てられてしまい、その心の隙間に入り込んだ御山は美砂を使ってある計画を遂行しようとするのだった

・自宅は彩ケ崎駅南にある国防軍官舎(19話「妹のホクロ」)。ここから路面電車で彩ケ崎駅まで出て省線電車に乗り換えて通学
・彩ケ崎から市電で帰っている記述は40話「修学旅行~ある目撃」参照
・1年の途中までは山葉とも一緒に食堂へ行くことがあった(3話「待ち人」参照)
・髪型は小さなポニー。付け根を赤いゴムで結えるだけ(28話「休みだった部活」参照)
・左の内股にほくろがある(41話「修学旅行~浴場」で東城談)
・3年生引退後は主将になったが体育祭でのけがが元で退部する(49話「彷徨」参照)
・同じ中学出身の船橋による中学時代の回想は恐ろしいものだった(82話「空いた席」参照)
・樺太で再会した春菜に、東城は美砂と付き合っており美砂は卒業後に東城と結婚すると、あることないこと吹き込み春菜を絶望の淵へ突き落とす(87話「絶望」参照)。御山の春菜に対する復讐はこの時点ではこれで終わり
・しかし東城が美砂を振った後、御山は美砂と行動をともにするようになる(105話「心の隙間・2」で船橋の目撃談)。何を企んでいるのか
・1年時を描いた番外編の「遠足」では山葉と並んで歩いているシーンがある。山葉が御山の着替えを覗いたのはその年の8月なので、この時点では嫌ってはいなかった

■村本鉄男 出席番号34■
・むらもと/てつお
・4月17日生まれ 誕生日で17歳
・16歳
・彩ケ崎東中学出身
・自宅設定なし
・パソコン同好会に入っておりブログもやっている(70、72話「秘密のブログ~その1、その2」参照)
・鉄オタ。御山に恋心をいだいていたが、東城と一緒に歩いている姿を見て嘆く(40話「修学旅行~ある目撃」参照)
・番外編「鉄オタ西春の憂鬱」でやっと本格登場

■盛岡好男 出席番号35■
・もりおか/よしお
・5月15日生まれ 誕生日で17歳
・16歳
・彩ケ崎東中学
・休日に韮崎とともに電車に乗るところを東城に見つかり追跡を受ける「(58~60話「アキバ」)
・アキバでの買い物内容がアニメDVDやフィギュア、エロゲーだけでなく、大人のおもちゃ屋にまで入店し、あまつさえ最後はラブホにまで向かったので普通の友人関係ではないと思われる
・初出は41話「修学旅行~浴場」で、山葉との会話シーンもある

■山葉譲二 出席番号36■
・やまは/じょうじ
・1月16日生まれ 年内は16歳
・彩ケ崎中学
・電車通学
・本作の主役兼狂言回し

・東城、春菜の親友。小学生時代からの幼馴染かすみが好きだが、紅村の告白をつい仏心で受け入れてしまう。何度か振ったりするが、結局は完全に別れることができない状態が続き、それは最終話まで変わらない。つまり二股である。しかも一瞬とはいえ御山にクラっときたり、そそのかされたとはいえ織川に告ったことまであり、それにもかかわらず美砂を巡って東城を殴ったり怒鳴ったりすることが何度もあるなど、人のことをとやかく言える立場ではないだろう。
美砂からはシスコン呼ばわりされるが本人にも自覚はあり、つまるところ妹が他の男を好きになったり、ましてやセックスすることなど到底受け入れられない男なのだ。美砂が東城と寝たことを知った後、劣情から手籠めにしようとしたことまであるが、今作では割愛している。
それでも春菜の窮状を知りカンパを集めて東城を樺太に送り込むといった行動力もある(原動力は美砂を別れされるためだが)

・部活は性に合わないのでやってない(7話「出待ち」に記述)
・父親は樺太に赴任中で母親も1カ月毎に現地と彩ケ崎を行ったり来たりしている。そのため1年の半分は美砂と2人暮らしということになる
・1年時はクラスの文化祭実行委員。相方は織川(番外編「織姫の没落」)
・3年生では創立記念祭の実行委員になった(74話「柏木ぱんつリターンズ」)

■山本タケシ 出席番号37■
・やまもと/たけし
・誕生日設定なし
・16歳
・出身中学設定なし
・居住地設定なし
・男子8人中の1人だが本編での登場は名前がたまに出て来る程度で発言等一切なし
・57話「試験勉強」でクラスの成績が張り出される説明で上位に名前が載ることが分かる

■吉村莉緒 出席番号38■
・よしむら/りお
・11月7日生まれ 誕生日で17歳
・16歳
・彩ケ崎南中学出身
・13話「お願い」で山葉とぶつかり尻餅をつくのが初登場。吉村の家は彩ケ崎から出ている路面電車の終点である市営成川団地。この方面は御山の自宅と方向が同じである。
・29話「先生とのデート」で校内の端っこにある発電機室で吉村が慈乗院にラブレターを渡すシーンがある。なぜだか山葉が目撃している
・49話「彷徨」では御山の怪我の件で干された山葉を気遣う
・母親は死んでおり、タクシー運転手の父親が育てた。学費免除の特待生で入学
・キリスト教の信者さん(53話「文化祭~挑発」参照)
・3年のときはクラスの保健委員で、具合の悪くなった御山を保健室に連れてゆく(81話「折れた傘」参照)
・1年の1学期は学級委員だった(番外編「遠足」)
・南中出身だが、船橋が知っていた御山の過去について中学時代の吉村が見聞きしていたかは不明

■蓬来有紀子 出席番号39■
・よもぎ/ゆきこ
・誕生日設定なし
・16歳
・内部生
・全く登場せず

■レナーテ・バックマン 出席番号40■
・2月24日生まれ 年内は16歳
・16歳
・Renate Bachmann
・祖先はドイツ系(本編記載なし)
・セミロングの金髪で青い目。日焼け対策で夏でも白の中間服(長袖)を着用(25話「先生の失踪」参照)
・米軍横里基地の軍医である父親について日本に来たので留学ではない。基地は太刀川の北方にあるため、通学は山葉らと逆方向からとなる
・父だけでなく母と妹も来日している。兄もいるが本国に残っており大学生か社会人と思われるが記載なし(番外編「小川麗菜」)
・中学までは基地内のアメリカンスクールだったが高校から神姫に入った(同上)
・ジェシカが天敵
・セリフ付きの初登場は16話「妹のホクロ」から。ここでジェシカとの確執が語られる
・日本語で「小川麗菜」という名前を持っている。ジェシカと吉村が考案したもの(番外編「小川麗菜」)
・番外編「ジェシカとレナーテ」ではジェシカに請われ祖母の名の漢字表記を一緒に考える。この2人はなんだかんだで分かりあえる関係なのだ

※番外編各話は後日公開します
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