５．丘のてっぺん

文字数 245文字

　はやしをぬけるとそこはひらけたおかのてっぺんでした。そう、ついにきいちゃんはたどりついたのです！
　おかのうえには、きいろのおおきなおはながみわたすかぎりにさいていて、まるでごうかなじゅうたんのようでした。おひさまにてらされてキラキラとなみうっています。
「わぁ、おひさまのおはなだ！」
　きいちゃんとこうまは、うれしくなってあたりをかけまわりました。
「おかあさんとおとうさんにもみせてあげよう。」
　きいちゃんはおはなを1りんだけとると、すいとうにいれてきたみちをもどりはじめました。

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