第2話 打ち明けられない本心
文字数 628文字
「…ってわけ」
私がすべてを話すと、翔は少し考えてから、こういった。
「まぁ、明日謝ったら」
「う~ん、どうやって?」
翔とは幼馴染で、前の彼氏と別れた後から、友達以上恋人以下の関係でいる。
いつも私に悩みがあるとこうやって相談に乗ってくれたりする。
「華って正直だよな。俺、華のそうゆう所嫌いじゃないよ」
「そうかなぁ~」
「ほら、冷めるぞっ」
そういうと、翔は走って行ってしまった。
だからどうやって謝るのよ!?自分でも笑ってしまう
いつもの自動販売機で、缶コーヒーを買う。
「はあっ」
とため息と共に白い息が出る。口の中に広がるコーヒーの味が、今日起こったことすべてを物語っているようだ。
「何とかなるっしょ」
自分に言い聞かせ、残りを飲み干す。何かが吹っ切れた。体が軽くなったような気がした。
――――――次の日の放課後------
「ねえ美香、昨日はごめん」
「こっちこそ。私うまくいっていないこと全部華に投げつけちゃった」
「私も、ひどいこと言っちゃってごめんね。」
「ほんとごめんね」
「よっし、部活いこっ」
「みんなといこっ」
「えっだれと…」
「お~い!男子ぃ~亮、西元翔、部活いくぞ」
「なんで俺だけフルネームなんだよ!」
そういう翔と目が合って少し気まずい
だけど、私も翔のそういうとこ好き…
私がすべてを話すと、翔は少し考えてから、こういった。
「まぁ、明日謝ったら」
「う~ん、どうやって?」
翔とは幼馴染で、前の彼氏と別れた後から、友達以上恋人以下の関係でいる。
いつも私に悩みがあるとこうやって相談に乗ってくれたりする。
「華って正直だよな。俺、華のそうゆう所嫌いじゃないよ」
「そうかなぁ~」
「ほら、冷めるぞっ」
そういうと、翔は走って行ってしまった。
だからどうやって謝るのよ!?自分でも笑ってしまう
いつもの自動販売機で、缶コーヒーを買う。
魔法
だと思う、自動販売機でコーヒーを買っただけでこんなに大人になったような感情になれるのは。缶コーヒーとお釣りを握りしめ、家に帰る途中にあるガードレールにもたれかかる。缶コーヒーを開け、一口飲む。「はあっ」
とため息と共に白い息が出る。口の中に広がるコーヒーの味が、今日起こったことすべてを物語っているようだ。
「何とかなるっしょ」
自分に言い聞かせ、残りを飲み干す。何かが吹っ切れた。体が軽くなったような気がした。
――――――次の日の放課後------
「ねえ美香、昨日はごめん」
「こっちこそ。私うまくいっていないこと全部華に投げつけちゃった」
「私も、ひどいこと言っちゃってごめんね。」
「ほんとごめんね」
「よっし、部活いこっ」
「みんなといこっ」
「えっだれと…」
「お~い!男子ぃ~亮、西元翔、部活いくぞ」
「なんで俺だけフルネームなんだよ!」
そういう翔と目が合って少し気まずい
だけど、私も翔のそういうとこ好き…