第2話 あらすじから導き出すのは
文字数 875文字
新人賞に投稿された作品を印刷していた可愛い後輩が、俺を呼んだ。
――読了後。
あぁ、俺もまだ脳みそが連続宙返り中だ。濃かった……。あのタイトルでさえ序の口だったとは思わなかった……。逆異世界転移した後タイムリープで歴史改編とくるとは……。
あー、面白いのに、こんなに詰め込むともったいないな。一章を一冊くらいに薄めた方が詳しく書けて感動の余韻も残って読みやすいんじゃないかな?
お色気はすでにあるからな。
この『オネェ農民のサラリーマン聖女』のヒーローかつヒロインっぷりは完璧だ。主人公と登場人物たちとの想いが届きそうなところでタイムリープが発動してしまう切ない感じがいい!
そこらへんを丁寧に書いてくれたらまた読みたいな。