文字数 149文字

空はとびすさる―
死にだまりが醸すあまりに純正な芳香ゆえに
飛び交う鉄鳥ロケットで身を裂かれながら
うなりをあげる鉄馬の嬌声のいたましさに
鉱石がねじまがりにともなう変形鍾音のとどかぬところへ

連峰にはぐれ人あり
恬静をたえるエベレスの突端、空は賞賛のあらしをあげた。
彼の原子は赤光な空にまかれ
―空をとびすさる
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