砂上の懸壁

文字数 7,380文字

 李 崇煥は国境警備隊の任につくために北京から長い旅を続け、最後の町である酒泉を出発したときは既に晩夏であった。

 一兵卒扱いではあったが、後に中央へと戻り官職を得るという、いわば栄転のための転属だった。

 向かうべき国境とは西域の城塞であり、特定の番地があるわけではなかった。

 町で聞いた情報によると、その城塞はもっぱら『砂上の懸壁』と呼ばれていた。

   ※※※

 丸5日かけ、ようやくそれらしきものが見えた。

 万里の長城のように広がる岩山の上に、天へと伸びる細長い1基の人工物があった。
 
 砂の壁を塗って作っただけの、城塞というより櫓に近かった。

 屋上には一人の衛兵が立っており、規律の行き届いた姿勢で右や左に歩いていた。

 李は櫓の入り口に立つと、屋上の衛兵に向かって手を降った。


 衛兵は李に気がついて、下へ顔をのぞかせた。

 彼は李と目が合うと、無駄のない一礼をした。
 
 精悍な顔つきの、李より幾分年上で痩せぎすの男だった。


「李 崇煥隊員でありますか?」

「はい。今日から赴任しました、李 崇煥と申します」

「私は石 泰成と申します。お待ちください。将軍をお呼びして参ります」


 衛兵はすぐさま屋上から姿を消した。

 時間もかからず正面の扉が開いた。

 先程の衛兵の他にもう一人、壮年に差し掛かったばかりの男がいた。
 
 鉄兜の下から見え隠れするもみあげやひげは、黒々して長かった。

 彼は王 士英と名乗った。


「常駐かね?」


 王将軍の声はよく通り覇気があった。

 堀は深く、目鼻立ちが整っていた。

「はい、そう聞いております。何しろ始めての転属なものでして、勝手がわかりません」

「期限は?」

「おそらく2年かそこらだと聞いております。中央に戻る機会が近づきましたら、手紙で知らしてくれる手はずです」

「それは……」


 王将軍は少々まごついたように口を閉ざした。

 長い間、次の言葉を言おうとはしなかった。

 彼は長く蓄えた黒ひげを捻るようにして李の風体を2,3度見渡した。

 将軍の表情には明らかな憂いが浮かんでいた。


「それは間違いなく、一時的な常駐だ。この西域の櫓は人里から少々離れているから、新しい人はめったにこないのだ。歓迎しよう。石君、彼に茶を出してあげなさい」

「王将軍、まだ見張りの時間です」


 石隊員は、室内にかけられていた古めかしい柱時計を見ながら言った。

「今は3時を過ぎたばかりで、見張りの時間は6時までです。敵は待ってはくれませんので、決められた時刻までは監視を続けなくてはなりません。……お断りしておきますが、私は大いに歓迎する気持ちでいっぱいなのです。ただ、規則が6時までと告げております」

「ああわかった。君は戻って良い。私が彼を相手する」


 石隊員は敬礼すると、一段とばしで狭い階段を駆け上がっていった。

 ややあって屋上から、「警戒良し! 警戒良し!」という規則的な言葉が響いてきた。


 王将軍は肩をすくめて言った。


「彼のいる屋上は一番最後に行こう。狭いが君のための個室も用意したのだ。後で骨を休めるがいい」

「ありがとうございます。王将軍。少々の質問よろしいでしょうか」


 彼の言葉に、将軍は目を細めて頷いた。


「ここにいるのは、我々だけでしょうか」

「そうだ」

「他に兵はいないのでしょうか?」

「今までは、私と石君の2人だけだった。君が来て3人体制になる」

「ここではどんな仕事があるのですか?」

「監視だ。ここは国境上にあるからな」

「国境ですか……お言葉ですが、今我々が立つ櫓は随分前に西域に組み込まれました。今の国境はずっと西にあります」

「確かに、ここは昔の国境線上であり、今は無用の長物だ」

「でしたら、私達は何を監視しているのですか?」

「オイラトだ」


 王将軍は李に鋭い眼差しを向けた。

 黒真珠のように深く沈んだ彼の瞳は、事実と信じて疑っていないことを伝えていた。


 一方で李は不安げな表情で将軍を見返した。彼は頭の中で西域の地図を読み返した。

「オイラトですか?」

「そうだ」

「オイラトは100年以上も前に滅びた国です。今では私達漢人に従属した少数のオイラト人がいるだけですよ」

「その通りだ。だが、彼らが来ないとも限らない。我々の任務とは、西域を監視しオイラトの来襲を酒泉の町に伝えることなのだ」


 李は、将軍の鋭い眼差しを避けるように、思わず玄関のあちらこちらをみやった。

 来客所も兼ねてる玄関には、壁の目立つところに槍や刀やマスケット銃がかけられていた。

 その全てがピカピカに磨かれていた。


「将軍。オイラトが来たらどうするのですか?」

「鐘を叩いて我々全員に知らせ、その後に屋上で狼煙を上げる。それで我々の任務は終了だ」

「今までオイラト人が襲来してきたことはありましたか?」

「私が赴任してから今まで一度もない」

「過去には?」

「昔の日誌は全部読んだ。記録にも無い」

「ではどうして……」

「こんな仕事があるのか、と言いたげな顔をしているな」


 将軍はニヤッと笑って言った。


「馬鹿馬鹿しいと思うだろう。だがな、このような仕事はあって然るべきなのだ。なぜならこの仕事を必要と考える人がいるからだ。酒泉の人は『砂上の懸壁』を頼りにしている。昔からずっとそうなのだ。それに私や石君もすっかりこの仕事に落ち着いてしまった。誰もが自分の世界を侵されたくないものだ。いずれ君もそうなるだろう。さて、案内していこう」


  ※※※


 将軍は李に手早く櫓の内部を案内していった。

 櫓の構造は単純だった。


 3層式であり、1階は来客所の他に、食堂と武器庫があった。

 食堂は石隊員の管轄で、料理は彼の仕事であった。

 武器庫には玄関の何倍もの刀剣銃器が丁寧に並べられていた。

 やはりその全てはピカピカに磨かれていた。


 2階にはそれぞれの個室が並んでいた。

 李の部屋は一番日当たりが良く、中には寝台と小さなテーブルがあった。

 よくある屋根裏部屋よりも狭く、締め切った窓からは砂が入り込んでいた。


 3階は屋上で、見張り台だった。

 石隊員が右に左に移動し「警戒良し! 警戒良し!」と叫んでいた。

 古びた大砲が一台だけあり、真西に向いていた。

「オイラトの来る方向だ」と将軍は砲身を撫でながら笑った。


 李は思わず息を飲んだ。

 屋上に立って見た先には、砂漠の世界が広がっていた。

 地平線の向こうまで砂しかなく、地平線の向こうにも砂しかない。

『砂上の懸壁』からオイラトを挟んで立つ世界は、たった2色に等分されていたのだ。

 上は快晴の青、下は砂漠の黄土。


 将軍は嬉しそうにカラカラと喉を鳴らした。


「驚いたろう。北京では見れない景色だ。私も始めて見たときは驚嘆したものだし、石君も来たときは腰を抜かしていたな。当時は石君も無用な反骨心を見せていたものだったが、ここに来て数年で随分逞しく……」

「王将軍、無駄口は6時の夕食からと決められております」


 石隊員はほんの一瞬だけ規則的な動作を止めて抗議した。


「いつオイラトが来るかわかりません。彼らは我々を待ってはくれませんし、警戒の隙を見せればたちまち襲いかかってくるでしょう。敵のみならず李隊員にも示しがつきません」

「失敬失敬。そのまま警戒を続けていてくれ」


 同じように動き始めた衛兵を背にし、将軍はわざとらしく真面目くさった顔を作って言った。

「先程も言ったとおり、櫓では西域の監視が主任務だ。今までは2交代だったが、李君が来てくれたおかげで3交代になることができる。君の仕事は明日からだ。しばらくは石君がついて教えてくれる。8時に屋上に行くがいい。では私は武器庫にいるので、何かあれば呼んでくれ」

「畏まりました。武器庫で何をなさるのですか? 今日はもう休むだけですから、手伝わせていただきたく思います」

「いや、いい」


 王将軍は手を払うと、含みのある笑顔を李に向けた。


「これは私の仕事だ。武器の手入れは私だけの世界だ。なにせオイラトは……いつ来るかわからないのだから」


   ※※※


 次の日から李は監視の任務についた。

 とはいえ、覚えることはとても少なかった。

 右に歩く。首を一度だけ降って、敵がいないことを確認する。方角に指をさす。

「警戒良し!」

 振り返って左に進む。また、同じことをする。

「警戒良し!」

 これだけだった。


 最も大きな仕事は、大砲の調子を見ることだった。

 1日1回、中を開け、大きな埃や汚れがないか確認する。

 砲身をひと磨きする。弾や火薬は取り外されていた。

 将軍の言葉によると「壊れているので確認作業だけしている」とのことだった。

 全ての手順は非常に簡単だった。


「指導期間は3日と決められておりますので」


 石隊員は几帳面に全日付き添い、李の所作を将軍に報告していった。


 娯楽は何もなかった。自分の時間というものを快晴と砂漠の中から探し出さなくてはならなかった。


 李が気がついたことは、王将軍も石隊員も『砂上の懸壁』に来てから各々の世界を作り上げたということだった。


 王将軍は仕事の延長で武器の手入れをしていた。

 しばしば武器庫に鍵をかけて鼻歌交じりに槍や銃を念入りに拭いていた。


 石隊員は料理の技能に秀でていた。

 北京、四川、広東、上海。

 砂漠にある少ない食材から古今東西の料理を生み出し、それらは都の食堂でも遜色ないほどに美味だった。

 料理中に食堂に入れば、「規則ではありませんが……」と彼は露骨に不機嫌な顔になった。


 李も自分の世界を作ろうと考えた。幸いなことに時間はいくらでもあった。

 快晴と砂漠という2色の世界では、複数の選択からどれを選ぶか、というのは贅沢だった。


 日記を書くといい、と李は将軍から一冊の書物をもらった。

 彼は当初、あまり乗り気ではなかった。

 書くことは何もなかったからだった。

 日付、天気、気温。それで終わりだった。

 砂漠にあるわかりやすい変化とは朝晩や夏冬の高低差くらいで、際立ったものはなかった。


 李は2人の真似をして、日記に書く内容を自分で探していこうと決めた。

 仕事中に大砲の仕組みを書き入れたり、岩山に登ってオアシスを注意深く見て回った。

 不思議なことに、日記に書くという意識のもとで物事を観察すると、多くのものが色鮮やかに見えてくるのだった。

 大砲は破損部や稼働範囲が見えてきたし、オアシスの水源がどこから来てどう流れるかを理解できるようになった。


 こうしたことを書き入れていけば、日記の内容には案外困らなかった。

 よく観察できた日は、1ページの世界では足りなかった。

 李は自分の日記を、ある種の日誌の役割としても使おうと考えた。

 そのため自分の日記に、仕事としての一文も書き入れることにした。

 彼は日記の文言を、必ずこの文章で締めた。


『今日もオイラトは来なかった』


   ※※※


 季節は両指の数より多く過ぎていった。


 王将軍はいつのまにか髪やひげに白いものが目立つようになっていた。

 しかし彼の覇気は衰えること無く、時間を見つけて毎日丁寧に刃物や銃器を磨いていた。

 たまに訓練しており、彼は涼しい時間を見計らって武器をいくつか持ち出した。

 岩山の影からは将軍の叫び声が聞こえてきた。


 石隊員は痩せぎすのままではあったが、顔の脂は増えてきた。

 料理の腕前は更に上がり、食材を求めて遠征することもあった。

 彼は誰よりもオアシスの場所に詳しかった。

 子ヤギだの山イチゴだのを持ってくると、皿の上の世界は一層の広がりを見せた。

 一度、クマを捕まえたときは、王将軍が援護に向かい死体を引っ張って持って帰ってきた。

 その日は豪勢な周八珍だった。


 李は日記から得た観察眼を元に、古い大砲の整備を始めた。

 いつの間にか彼は大砲の仕組みを深く理解するようになっていた。

 彼は油や工具を片手に、入念に整備をした。曲がった砲身は叩いて直し、照準を正しくした。錆びついた砲耳には油をさした。

 彼の手は錆と油と砂で汚れた。就業後に井戸水で洗っても中々取れなかった。


 そして部屋に戻ると日記に今日の様子を書き入れた。

 1ページでは狭すぎて困ることもしばしばだった。

 彼は日記の空白を調整するべく苦心した。

 最初は余裕を持って丁寧に書いていても、後々の文字は段々と小さく曲がっていった。しかし彼は日記を必ずこの文章で締めた。


『今日もオイラトは来なかった』


   ※※※


 更に倍の季節が過ぎた。


 王将軍はめっきり白髪が込んでしまっていた。

 武器の点検は欠かさなかったが、体力が落ち込み外に出ることは少なくなっていた。

 しかし将軍の覇気は変わらなかった。

 彼は自分の熱情を、より長く武器庫に籠もることで満たした。

 最近は刃先の鋭さに興味があるようで、金床を引っ張り出しては鼻歌交じりに鍛冶屋の真似事をしていた。


 石隊員はリウマチをやり、立って歩くのも辛そうだった。

 長く立たなくてはならない、手の混んだ料理は作れなくなっていた。

 任務のため毎日欠かさず屋上には出ていたが、時々座り込んでいるようだった。

 李が眠っていると屋上で彼の苦悶が聞こえることもあった。

 しかしそれでも、「警戒良し! 警戒良し!」が途切れることは一度もなかった。


 李は井戸の拡張工事に明け暮れていた。

 最近は黄砂がひどく、少ない井戸水に砂が入り込んで使えなくなることもあった。

 彼は山の上のオアシスから水源を引っ張り、櫓の近くに彼らの水場を作ることに成功した。

 途中で水流を3つに分け、それぞれ飲料用、風呂用、便所用にした。これらは全員に非常に喜ばれた。


 しかしどんな日も、日記だけは欠かさなかった。

 彼が日々見てきた色鮮やかな世界を1ページに書き入れずにはいられなかった。

 たまに読み返しては過去様々な出来事に思いを馳せた。

 どのページを開いても最後は必ず『今日もオイラトは来なかった』で締められていた。


 快晴と砂漠の2色の世界で、彼らの世界はそれぞれ充実し、完結していった。


   ※※※


 ある早朝、李は聞き慣れない鐘の音で叩き起こされた。

 窓から屋上を覗くと、石隊員が一心不乱に鐘を叩いているのが見えた。

 その日が来た、と李は思った。冬の砂漠よりも身が引き締まる思いがした。


 彼は手早く服を着て、階段を登った。

 屋上にはすでに王将軍も着いていた。

 将軍は李が一度も見たことがなかった、正式な軍服を着込んでいた。


 石隊員は真西を指差して言った。

「将軍、向こうの景色が見えますか?」


 全員は砂漠に目をやった。

 遠くからは広大な砂煙が立ち上っていた。

 煙に紛れ、ヤクや馬に乗った人間が多く見えた。

 数えるだけで、3000、4000は下らなかった。

 集団は確実に彼ら3人のいる方角に、すなわち酒泉の町を目指していた。


「狼煙を上げましょう」


 李は将軍に上申した。

 将軍は少しだけ押し黙ってから、か細くも力強い声で口を開いた。

「皆のもの、ついにこの日が来た。手順は確実に頭に入っているはずだ。仕事をしていても休んでいても夢の中でも、いつもこの日を待っていたに違いない。狼煙を上げて酒泉の町に奴らの来襲を伝えることが我々の使命だ。狼煙を上げれば我々は軍務から解放される。何もない砂漠に別れを告げ、故郷に帰ることができる。残してきた家族や友人にも会うことができる。しかし……」


 王将軍は少々まごついたように口を閉ざした。

 長い間、次の言葉を言おうとはしなかった。

 彼は長く蓄えた白ひげを捻るようにして2人の部下を見渡した。

 将軍の表情には明らかな憂いがあった。


 静かな呼吸があった。

 彼はもうもうと立ち上る砂煙をぼんやり見つめていた。

 将軍の黒真珠のような眼には数千の集団が写っていた。

 彼らは段々と、しかし着実に櫓へと近づいていた。


 やがて王将軍は一度だけ大きく息を吐いて捨てた。

 彼は一言一言を摘み取るように話し始めた。


「この『砂上の懸壁』から酒泉までは何百里も離れている。もし砂漠が完全に無風で快晴だったとしても、狼煙をあげて町が気付く訳がない。最初からわかっていたのだ。この仕事を本当に必要としていたのは、我々3人だけだったのだと。我々が作り上げた世界だけが、『砂上の懸壁』を支えていたのだ。我々がいなくてはこの櫓は存在を忘れられ、もろとも崩れ去ってしまう。だからこそ我々は……任務を果たさなくてはならない」


 王将軍は、よく通り覇気のある声で部下に伝えた。

 李が初めて会ったときと変わらない口調だった。

 李は初めて『砂上の懸壁』に来たときのことを思い出していた。

 ずっと昔に書き記した記録上の彼らと、今の自分達が重なって見えた。

 彼ら3人の間では、時間の流れはあまりに緩慢で不変だった。


「石隊員。規則上、今は君の仕事時間だ。砂漠を監視する目を緩めないように。李隊員。君はまだ仕事の時間ではない。部屋に戻ってゆっくりするといい。もう一眠りしたり、日記に今日の分を筆入れして良いかも知れない」

「王将軍はどうされるのですか? 私は時間がありますので、将軍を手伝わせていただきたく思います」

「いや、いい」


 王将軍は李の言葉に軽く手を払って返した。

 彼は含みのある笑顔を2人の部下に向けた。

「私は武器の準備をする。オイラトが近づいたときのために」


 そう言って王将軍は武器庫に向かい、部屋の鍵をかけた。

 やがて鼻歌交じりに刃物を研ぐ音がした。


 石隊員はリウマチで痛むのも我慢し、規律の行き届いた姿勢で自分の仕事を続けた。

「警戒良し! 警戒良し!」の言葉が規則的に響いた。


 李は部屋に戻ると日記を開いた。

 彼はペンにインクを浸しながら部屋の窓を開けた。

 解き放たれた窓の向こうでは、数千の集団が『砂上の懸壁』の横を通り抜けようと猛然と突き進んでいた。

 彼らの眼にこのちっぽけな櫓は全く写っていなかった。


 李は無数の蹄の音を聞きながら、日記に色鮮やかな出来事を書き入れていった。

 長い時間をかけて隙間なく書いて埋め、何度も読み返した。

 彼は満足そうにうなずくと、最後に決まりきった一文を書き入れた。

 何十年と続けてきた、李 崇煥だけの世界だった。


『今日もオイラトは来なかった』




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