第2話

文字数 442文字

暑いね~……。ね、竜ちゃん今度っても、夏の間にさ。何人か集まって納涼、怪談しようよ。
怪談話か。ネタは無いことも無いけど……。じゃあ、誰を呼ぼうか?
そこは、もう京の狐と、狸で決まりじゃない?
4人か。少ない気もするが。まぁ、いいか。狸は怖がりだからな。楽しみ…
竜ちゃん、すぐにタローちゃん(狸)をいじめるんだからね。あんまりひどいと、楓くん(狐)に怒られるぞ?
お前は、タローと仲が良いからな。ま、あいつはいつまでも楓の後ろ盾があるってのが、気に入らないだけだ。
仲良く出来ないんだったら、呼ばない方が良いよ。タローちゃん可哀そう。
冗談だ、曲がりなりにも一応は仲間だからな。
(タローちゃんには、ぐいぐい行くのに。皆の前ではあんまり僕に構ってくれないんだよね、竜野って)

竜野って、他の誰かが居る時あんまり僕とは話したりしてくれないよね~

そうか?……何だ、気にしてるのか?
うぅん、ちょっと思っただけ。じゃ、2人に連絡入れてみるね?
あぁ、頼む。場所は俺の別荘にしようか。あそこなら、雰囲気もあるし。
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登場人物紹介

西脇 竜野

凪の幼友達。凪の事が好き過ぎて自分でも

どうかしてるんじゃないかってレベル(一応隠してはいると思ってる)

ツンツンしてると思われがちだけど、本当は優しい性格。

文筆家をしている(凪にも手伝ってもらっている)

(なんだ、ただのイケメンか。)

玉野 凪

竜野のパートナー。

おっとりまったり、美味しいものが大好き。

特に、フルーツに目がない。

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