180 僕は剣を取り、家を飛び出した。

文字数 2,211文字

五年前

賢者マグナの復活
ふむ時間通りじゃ

明日、魔王は復活する
これは嬰兒殺しの旅じゃ。納得しているな

「もちろんのこと」

「わかった。行こうか」







僕は剣を取り、家を飛び出した


およそ五年前に兄は任務を受けてから、行方知らずと成った。
王いはく、彼は死んだと。しかし、僕は信じなかった。
僕は剣を握り、家を飛び出したの

しかし、門前にて執事に阻まれる
ここを通るなら、私を倒してからにしなさい
そして、戦いになる
執事の指を切り飛ばす
「……わざとだ……」
「あなたの覚悟を見たまでのこと」
「はやくお行きなさい。お母様が見ています」
「一緒に歩きませんか」
「お兄様にも私はこの試験を課しました」
「どうなりました」

回想

「そうでしたね……お兄様は、私に剣を入れることは出来ませんでした・恩人に剣は振れぬと」
「そして、どうしたのですか」
「私はお家のことを考えろといいました」
「彼はなんと?」
「家は弟に託すと。そして、自分はこれから王命に従うことになるが、それは、国を越えた、世界すべての問題であると……」
「わたしたちは、かれの真摯な訴えに、剣を収めたのです」

門の前に立つ
どうかご無事で

森の中、薄暗い道を商人の夫婦が行く。
遠くに狼の遠吠えが響き、婦人は震え上がる。
「あなた、だからやめようと言ったのですよ。こんな時刻に街を出るのは……」
そして、道を歩いていると、馬がいななく
道の先には、オオカミたちの死体と、木の根本に倒れ込む人間

「いやあ、助かりました。川の水を飲んだら腹を下してしまって。何ぶん、旅のことを何も知らないものですから」
「いえいえ、困ったときはお互い様。しかし、あなた、これはすべて自分でおやりになったので?」

商人は、あたりに転がる狼の市街を指さしながら言った。

「ええ、まあ」
「そうですか……
「どうかなお前、このひとを雇ってみては」
「そうですね……血まみれですが鎧は立派だし、顔も素敵で。よござんすよ」
「ははは」
「あなたに護衛を頼みたい。他にも水や食料もありますし、もちろん駄賃は支払います」
「それはありがたい。どうぞよろしくお願いします」

そして、森を進む
再び群れ、
「いや!大きい!」

大きな狼が襲ってきた。
大丈夫、おまかせを」

青年はそういうと、ひらりと空を舞った。そして、オオカミたちを皆殺しにした。

犬の死体
毛皮を剥げば、売れるでしょう
「すみませんね、荷台を汚してしまって」
「いえいえ、運ぶ荷物もなかったものですから」


そして、次の街へ
冒険者ギルドへ入る
「頼もう。ここに、毛皮を買い取ってくれると聞いてきたのですが」
「どうぞこちらへ」
そして、毛皮を売る。
「まあ、グレイウルフの毛皮」
「いくらに?」
「合計で3ゴールドと、8シルバーす」
「これで宿は取れるでしょうか」
「ええ、もちろんですよ。宿代は1シルバーもしないでしょう」
「そうですか。では、依頼を頼みたいのですが……」
「そうですか。少々お待ちを」
そういうと、受付嬢はインク壺を取り出した。
「以来内容は?」
「人探しです。私の兄をさがしているのです」
「お名前は?
「ケイネス・アルバートです」
受付嬢の筆が、ピタリとやんだ。気のせいか、ギルド会館も静まり返った。
「ケイネス様の、弟君ですか」
「はい」
「アルバート領主家の」
「はい。知っておられるので?」
「知ってるもなにも……」「このまちの英雄ですよ」
「いま、団長は出払っています。一時間後に戻ってきていただければ、団長さんに話を通しておきますが」
「一時間後ですね?よろしく」

そうして家を出て、路地を行くと誰かに後をつけられている
アイルは、あえて路地裏に入る
「誰だ。姿を見せろ!」
「へへへ金を置いていけ」
「刀を抜くということは、覚悟は出来ているんだろうな

「もう打ち込んでもよろしいか?」

喧嘩になる
どぎゃん
上半身真っ二つ
そして、次も身体から半分に

残りは串刺しにされる
「まだやるか!?」
「残りの一人は、逃げる」


衛兵に聞き取り調査
「私に落ち度はありません」
そいってアイルは目を閉じた
「はなしてやれ」
団長が言う
「ところで貴君は人探しをしているそうだな。名前はシオンといったか」
「ええ」
私がここに来たのはちょうど4年前だ。4年前にここの団長をやっていた男が、三日後に遠征から返ってくるはずだ。そのときに、なにか聞けるかも知れない
「そうですか。それはどうも」

「あの死体を見たか」
「ええ
『とんでもない手練だ。鎧ごと人を真っ二つにするとは……」

アイルは、宿に帰った。やることもないので、そのへんをブラブラしてみる
ここは、広い街だな

その時、眼科に見える路地裏で、人さらいを見つけた

人さらいを皆殺しにする」

感謝します。ありがとう……

なんだそのマントは
貴様に話す義理はない



そうして、三日後に団長が帰ってくる

シオン
あいつを探しに行くのか
ええ
やめとけ。あいつは国の重要任務を託されている
「その内容は?」
「俺の口からは、離せない」
「お父さん、その人を助けてあげて。人さらいを殺したんだよ」
「坊主……そうか、わかった。ここから北のサレドニアという街で、なにかの封印を解いたと聞いた。それ以上は言えない
「わかりました。明日そちらへ起ってみましょう」

お礼をした、身体で
いや、私はそう言ったことに経験は疎く
大丈夫。身を任せて……

そうして、一夜

次の日、この街を発つ


兄の足跡を辿っている人物に出会う


砂漠を渡る

そして、兄に追いつく


問題
どっかで見たことがある感じが強い
世界的事件を扱わないと、だめじゃない?
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