第2話

文字数 341文字

家を買いたい。

子どもを3人も産んでしまって、今の分譲マンションでは狭すぎる。

近所の良さげな物件を内覧して、子どもたちは大はしゃぎ。
ロフトに上がるはしごとか、そりゃテンション上がって当然ですよ。
私もテンション上がって一緒にはしごを上がってしまって、
さて下りるとき、履いてたスリッパが邪魔でどうしよう…。
下に居るダンナめがけて投げましたよ。

お金が、無い。

家に帰ってから、お金のことを話し合う私とダンナ。
ここ、大事なとこでした。

「将来のことはその時にまた家族で話し合ったらいいやん」という頼もしい長男。
「〇〇(←次男の名前)がプロ野球選手になったら1億円とかすぐやで」という他人任せな長男。

その晩、三男にじんましんが出て、痒い痒い夜を家族で乗り越えました。

まぁ、なるようになるさ、何事も。
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み