タイトルにはかなりこだわっています
文字数 1,442文字
オッケー。
「小鳥たちは大空を目指して」
飛び立とうとしている夕凪たちのお話、ということでネーミング。
で、最初のお話である「翼の折れたボーカルガール」。
これは、歌うことが好きだった村雨夕凪が、オーディションでミスをしてしまったことで、黄昏れていたところに、小鳥遊涼風に連れて行かれてしまった…というお話。
「翼の折れた」というのは、挫折を表していて、「ボーカルガール」っていうのは歌組に所属していた時に、夕凪自身がキャッチフレーズとしてつけていたもの。
この時は、キャッチフレーズを本編中で決めてしまおう、と思ったけど。
「飛び立つために必要なもの」
翼が折れてしまった夕凪に、涼風が用意したものは、能代美空という”包帯”。
彼女とルームメイトにさせることで、立ち直らせようとした、という話。
翼が折れてしまったのなら、治してしまおう。ということで。
「鳥籠の扉を開いて」
過去と決別しようと、前向きになった夕凪は、美空を”友人”として意識できなくなってきて…。
一方、美空も同じような悩みを抱えていた。けど、美空は別の意思も固めていて…。そんなお話。
過去を鳥籠に例えて、未来という空に飛び立つ…というイメージね
「別の翼を広げて風に舞う」
折れてしまった翼が、別の翼として復活する。過去からの決別として、歌組トップクラスの実力者である、生駒霧絵に勝つことで過去と決別しようというお話。
これは、最初に説明した通り。
「小鳥たちは夜に啼く」
ぶっちゃけ、少しGL方向に振れ幅を振った話。
前後編で、前編は涼風メインで後編は夕凪メインのお話。
友達以上の関係を単に書きたかったから。というのが、あるなあ…。
「啼く」は、グーグル日本語入力では「(特に野鳥が)声を上げる。」ってあったから、こっちだな。と。
「望海と海来」「海陸風が運んだ幸せ」
ぶっちゃけると、原作アイカツスターズ!の香澄姉妹のいざこざがベースの話。
元にしたのは「真昼の決闘!」「月と太陽」。だから、タイトルもそんな感じ。
『海陸風が運んだ幸せ』は、つまり夕凪が間に入ったおかげで、幸せが訪れたってこと。
「海風から陸風へ切り替わるときの無風状態を『夕凪』」というので、海陸風、としたわけ。