忍者呟ふ20 第二次桜屋敷攻略戦 其之二

文字数 805文字

ずしずし・・・いよいよオールラウンダーとの決死の戦を終え、桜屋敷へ向かう。
「いやぁ、これ、倒せるんじゃない?」
重三郎は軽く言った。
「重三郎、わからないよ、負けるかもだし」
ズバズバババ!
手裏剣がこちらへ来た。
「誰だ!」
小松が大声を出した。
「フフフ、」
「あいつは、小松」
金元は気付いたようだ。
「陰陽」
そう木幡組の右腕、陰陽である。
「君たちを終わらせるためにね」
「させるわけない、兄貴のためにっ!」
二本松、覚醒?
「うぉあああああ」
(え、戦?)
なんか始まった。
「魔界覇覇」
ズドドドドドドドドドド、
「うぉあああああ!」
大体の人死亡。
「まだ、いるぜ、だってここは、桜屋敷の門だからな」
(えっ、ここ?)
「炎開」
そして重三郎は炎人間となり炎の魔力を使い戦はすぐに終わりそうだ。
「くっ、行くぞ」
引き返した。
「危なかった」
「てか、もう桜屋敷来てたのか、」
「え、そうなの」
後ろにいるので聞こえない。
「ようし、皆の者、電気ピック用意」
ズバッ、
ビューン!!!!
瓦礫の上に乗った。
ビュンビュン!
「これは、弓矢だ」
そして桜屋敷の庭へ転がり込んだ。
「ふっ、よく来たな」
「木幡ッ!」
二本松はすごく因縁を持っている。
「まぁそう焦るんじゃない」
(え、ていうかなんで皆降りているの?)
重三郎は弓矢があるのに気付かず一人だけ瓦礫の上に乗っていた。
「まずは、瓦礫の上に乗っている君だ」
指を指されたのは重三郎。
(俺?)
「このこいつは私が思うよりはるかに上の能力を持っているだろう」
(それ言うなら王魔だろ)
「そして、魔力持ちの裏切り者さんも」
「熊中組は少々すごいかもしれんが、木畠組は永久不滅だ」
「黙れッ!」
この声は二本松だった。
「私の兄を殺したんだ!」
ビューン!
これはなんだ、槍が山から発射された。
「二本松ッ!」
金元が駆け付けた。
ズバッ!
槍が刺さった。
「か・・・金元さん!」
そう金元の脳天に槍が・・・
「金元さーーーーーん」
また一人死んでしまう・・・・

続く。


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