詩小説『シェフの気まぐれサラダ』3分の恋。恋愛をしている人へ。

エピソード文字数 512文字

シェフの気まぐれサラダ

今までの男が、
あなたの原材料というのなら。

どんな成分が入ってんの?
僕のスパイスも含まれるの?

ことの途中で眼鏡取るなって、
顔などいちいち見てないから。

手慣れた手つきで、
ファスナーが降ろされた瞬間に。

いつかの彼女を見た。
泡のように消えた恋を見た。

シェフの気まぐれサラダ。
本日の食材と、冷蔵庫の貯蓄で、
まかないます。

シェフの気まぐれサラダ。
味付けは今日の気分と気持ちで、
整えます。

前菜からデザートまでの、
たった今を味わって。

着色料など使わないで、
生活感漂うあなたが見たいから。

今日の賞味期限は、今日だって。
食べたい時に、食べたいように、
食べるのが料理だって。

邪魔なんだろうが眼鏡取るなって。
夢中な顔をもっともっと見せて。

癖のあるキスに、
無垢な彼女を見た。

シェフの気まぐれサラダ。
本日の食材と、冷蔵庫の貯蓄で、
まかないます。

シェフの気まぐれサラダ。
味付けは今日の気分と気持ちで、
整えます。

前菜からデザートまでの、
たった今を味わって。

クローズのプレート立てて、
嫉妬を抱いて寝る。
これは、明日の仕込みだ。
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登場人物紹介

主人公はあなたです。それぞれの恋愛模様を『詩小説』で。

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