第4話 ルカの福音書 1章 26~33節

文字数 362文字

マタイの福音書 1:18~25でも、マリヤさんが処女で妊娠したということは、はっきりとわかります。

ところがルカは、「一処女」(26節)、「この処女」(27節)と、マリヤさんがこのとき処女であったということをやたらと強調しているようです。

ところで、ルカはギリシャ人であり、しかも医者であったということが聖書の他のところからわかっています。

ルカによる福音書にも、他の福音書と同じようにたくさんの奇蹟が記されていますが、みなさんどうでしょうか。

もしもお医者さんが真顔で、「処女が妊娠した」 とか、「命令するだけで病気が治った」とか、「死人が生き返った」 とか言ったら、そういう医者にかかりたいと思うでしょうか。

ところがルカは、それを事実として信じていたし、テオピロにも大切なできごととして教えようとしているのです。ルカは真剣です。
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