詩小説『シロクマ』3分の日常。非現実を観ている人へ。

エピソード文字数 351文字

シロクマ

 今日も会えないのか、枯れてしまいそう。僕は孤独なシロクマ。
 星は海に降って、ヒトデになった。勲章みたいに、胸ポケットにつけて。

 落っこちた大事なコイン、冷蔵庫のしたに転がっていった。
 氷の上勢いをつけて、夜の海飛び込んだ。終わりたくなくて。

 オーロラを目掛けて、星のない空を飛ぶ。
 笑ってほしくて、遠くの山見てる。

 なにから話そう、ボールを見た。思いっきり投げ込めるよう。

 岩陰に隠れ、寝っ転がっていた。仰向けで見た、熱帯の魚。
 大事なページ、かどを折り曲げて、しるししといた。忘れたくなくて。

 泳ぎきれるかな? 案外その景色は遠い。バタ足をとめずに。
 オーロラを知らない、星のない空の下。

 話し掛けたくて、泳いでる。
 笑ってほしくて、遠くの山見てる。
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登場人物紹介

主人公はあなたです。それぞれの恋愛模様を『詩小説』で。

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