門出を迎えるみんなへ

文字数 460文字

春は出会いと別れの季節。懐かしい思い出が蘇る。私はかつて教師になりたいと思っていた。結局その道には進まなかったけれど、自分で選んだ今の人生に後悔はない。私は今いる場所で自分らしく楽しく生きている。
これから大人になっていくみんなへ。今日だけ教師になったつもりでエールを贈りたい。
私が大人になった今思うことは、遠回りした日々も、無気力に過ごした時間も、何一つ無駄なことはなかったということ。いつかどこかで意味を成す日がきっとやってくる。もしも辛くなった時は周りを見渡して、決して一人じゃないことを感じてほしい。弱音を吐いてもいい。抱えきれない思いは誰かと分かち合えばいい。大切なのは走り続けることではなく、何度立ち止まってもまた走り始めること。どんどん失敗してその度に学んでまた一歩ずつ進んでいこう。
これから先例えどんな困難に遭おうとも、どんな場所にいようとも、自分で自分の可能性を諦めなければ必ず道は拓けるから。自分自身と支えてくれる人を信じて一歩踏み出せば、そこには自ずと希望が差し込んでくる。頑張る君を応援しています。
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