JAWS二世

エピソード文字数 188文字

 人間の背後から刻一刻と忍び寄るお馴染みの不気味な重低音の重厚な調べ。
 絶妙なカメラアングルと効果音と雰囲気は完璧だった。
 いま水中で人喰いザメが大きく口を開いた。

「ガハッ、うえっ」
「カット!」
「すいません、監督。もう一度おねがいします!」
「ったく、これだから二世タレントは使えねえんだよな」
「もう一回だけ……」
「魚のくせに泳げないなんて、聞いたことねえぜ」
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