第1話

文字数 753文字

もし あなたが本当に

あなたたちの国は
唯一絶対の神を頂く
国どうしであるという

もし あなたが本当に
神を信じているのなら
人を殺していいはずはありません
どんな状況のもとであれ
人を殺すことを肯定することは
ぜったい あり得ません
どんな神であれ人を殺していいと言う
神はどこにも存在しないからです
そんな神がいたとしたら すでに
それは神ではありません

もし あなたが本当に
神を信じているのなら
人から掠め取っていいはずはありません
どんな状況のもとであれ
人を欺き掠め取ることを肯定することは
ぜったい あり得ません
どんな神であれ他人から掠め取って
いいという神はどこにも存在しないからです
そんな神がいたとしたら すでに
それは神ではありません

神の名のもとに人を殺す人々よ
あらゆる人から掠め取る人々よ
あなた方はどれほどの深い罪を
日々 犯していることか
気づいていないのか
あなたこそ 神の敵であることを
最も神を冒涜する者であることに
気づいているのだろうか

なぜ 唯一 絶対の神を頂く国どうしが
いつも いつも無辜の民を
虫けらのように殺し 奪い合い
掠め合うのか 私には分からないのだ


ファンレターさまの紹介

 神は嘆いている

ロシアによるウクライナ侵攻から2年が経ちました。相変わらず終戦が見えて来ません。この2年間で他の国々でも酷い戦争が起きてしまいました。これらの国々には立派な宗教があり、信心深い人々は自分達の神様を毎日拝んでいることでしょう。それなのに神の教えに背いて、殺戮や奪い合いを繰り返しています。このことを神様が見ていて、嘆き悲しんでいることでしょう。慈悲深い神もいつかはこの醜い人間に愛想を尽かし、天罰を下す日が来るかも知れません。それは人類が滅ぶことだと思います。そうならないためにも今すぐ争いは辞めなくてはならないと強く感じました。


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