第2話

文字数 476文字

こういう形式の方が良いのかな?
小説と、対話式と。どっちが良いのかって事か。
そそそ。
……全体として伝えたいなら小説。2人の空気感なら対話式。俺なら、の話な。
あ~…。じゃ、どっちもだ。コレ、画像も貼れるんだよね。ちょっと試してみようかな。ちょっと、安芸。

俺の写真、あるでしょ?スマホの奴。ここに貼ってみてよ。

お前の自撮りばっかだろう…
若い!
そんな、今も変わらないだろう。なんか、胸ないか…?この頃
今より少しぽっちゃりしてたからね。この頃は毎日部活で忙しくて。

食べ盛りだったし

……剣道部、だっけ?
そうそう、インターハイ常連校だったし。今じゃ竹刀すら握らないし。型すら忘れてそう。
俺は時々同僚に誘われて、稽古に参加したりするけど。そっか、お前の前世を

考えると、当たり前っちゃ当たり前なのかもしれない。


剣士だったんだよね?確か。でも…若くして、
あまり、思い出したくは無いな…。
なんか、ゴメン…。
いや、お前が謝る事じゃない。…こっちこそ、しんみりさせて悪い。
(やっぱりまだ、安芸には俺の前世への想いがあるんだろうな。これを

喜んでいいのかも、俺にはまだ分からないや)

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登場人物紹介

安芸 30代

美祢の前々世からの因縁の相手。

かなり昔から美祢を過保護に溺愛している。

美祢がどんな姿でも想いに変わりはない。

美祢 成人済み

今世では大学生に。2年ほど前から安芸とは同棲中

顔が美少女然としている。髪は子供の頃から

わけあってずっとロングをキープし続けて来た。

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