愛崎兄妹の朝

文字数 400文字

お兄様……起きてくださいませ……。
ん……。
おはようございます、お兄様……♡
クコイ……おはよう。
我が麗しのお兄様♡今日もいつもの……おねがいします♡
おクチがお兄様のアレを求めて疼いてたまらないのです♡
……。
ガサゴソ。
はあ……♡お兄様の、今日もとても臭いです♡気絶してしまいそう♡
クコイのおクチからはしたなくよだれが垂れてしまいます♡
……。
それじゃあ、いただきます♡お兄様の……

シュー○ストレミング♡
※シュール○トレミングとは
世界一臭いと言われる食べ物。ニシンの塩漬けの缶詰。
はい、あーん。
あー……んっ♡
んん、臭くて不味くて、クコイのおクチの中が蹂躙されています♡
はぁ♡お兄様に食べさせていただくこの一口、本当に幸せ♡
(食べさせ終わったら換気と消臭しないとな。明日はカース・マ○ツゥにしておくか)
※カー○・マルツゥとは
ここでは説明も書けないようなグロい食べ物。
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登場人物紹介

愛崎クコイ


常に兄のことを考えて恍惚としている狂気の妹。幼い頃から「兄を慕い服従せよ」と歪んだ教育を受けている。基本的に兄には従っているが兄が自分以外の女に貞操を捧げることは許さないと考えており、恋愛に対してだけは兄の言うことを聞かない。常にサバイバルナイフを持ち歩いて泥棒猫を始末できるようにしている。

華奢すぎる体とは裏腹に大食漢。食べ物ならなんでも食べる、それどころか悪食が趣味。ゲテモノ料理を食べてはマゾヒスティックな快感に浸る。しかし一番の好物はずんだシェイクで、天使の飲み物であると豪語している。唯一嫌いな食べ物は泥棒猫の肉。人肉自体は好き。

愛崎ツルギ


冷淡な性格の美少年。その気がなくても自分本意な行動で周りを傷付け不幸に陥れるが、本人は全く気にしていない。妹から兄としても男としても愛されていることはよく理解しているが妹のことは妹以上に見ていない。性欲もなくはないが妹に監視されているためキスもしたことがない童貞(寝ている隙に妹に唇を奪われている)。

夢原ヒツジ


今回の被害者。ツルギに惚れている。

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