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晩夏の歌
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第3話 晩夏のホーム
文字数 114文字
晩夏のホーム
晩夏のホーム、早朝
ホームに力尽き、堕ちたる
黄金虫。
透き通るようなグリーンが、
朝日に映えて、虚しい。
人々は無関心、寡黙、
ひたすら電車を待つ。
人も壮青年期が過ぎれば、
衰え、土に還る。
しかし、その羽の色は
人それぞれ、様々。
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第4話 浅草の鼠
晩夏の歌
Sanyasetsubun01
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第1話 晩夏
第2話 公園の鳩
第3話 晩夏のホーム
第4話 浅草の鼠
第5話 カマキリの卵
第6話 坂町
第7話 台風の知らせ
第8話 低気圧の改札口
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