第3話 晩夏のホーム

文字数 114文字

晩夏のホーム

晩夏のホーム、早朝

ホームに力尽き、堕ちたる

黄金虫。

透き通るようなグリーンが、

朝日に映えて、虚しい。

人々は無関心、寡黙、

ひたすら電車を待つ。

人も壮青年期が過ぎれば、

衰え、土に還る。

しかし、その羽の色は

人それぞれ、様々。


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