終わりの始まり(後編)
文字数 2,817文字
・17P
スラム街。
カルナを抱え、走るイク。
足場が悪く、よろける。
と、煩雑に詰まれたゴミの金属片がカルナの腕を切る。少し血が流れる。
2017/06/11 23:30
町の個診療所。
イク、カルナを抱えて駆け込んでくる。
2017/06/11 23:32
奥から白衣姿のヤヨイが眠たそうにやってくる。
2017/06/11 23:35
・18P
2017/06/12 04:20
カルナの腕のケガが無くなっている。
2017/06/11 23:46
・19P
カルナ、ベッドでスヤスヤと眠っている。
カルナ、ベッドでスヤスヤと眠っている。
ヤヨイ、イクの手当てを始める。
2017/06/11 23:49
イク、バッグをテーブルに置く。
バッグを開き、中の薬ビンを見せる。
2017/06/11 23:52
・20P
2017/06/11 23:52
スラム街の俯瞰図。
整備された都市のすごく小さな一角にスラム街がある。
2017/06/12 00:13
・21P
2017/06/12 02:22
イク、右腕に刻まれた10,019の数字を見る。
ヤヨイの太ももには4,841の数字が刻まれている。
2017/06/12 02:17
「確かに私たちみたいな不死になれ損なった者には人権すらない」
「それは不満よ! でも、どうしようもないし、変えられない。どうして私たちが不死になれなかったのか、その原因がわからない限りね」
2017/06/11 23:58
・22P
2017/06/12 02:29
・23P
母親が駆け込んでくる。
2017/06/12 02:49
・24P
2017/06/12 03:00
イク、ベッドで眠るカルナをチラッと見て、
外に出ていく。
2017/06/12 03:03
・25P
イク、スラム街をあちこち探す。
2017/06/12 03:03
イク、スラム街を抜け、都市部に忍び入っていく。
公園。
腕に13,960の数字が刻まれた女の子がいる。
2017/06/12 03:04
イク、サクラに近づく。
サクラ、木を見上げている。
2017/06/12 03:08
サクラが木を指差す。
その先に、木の枝に引っかかった帽子がある。
2017/06/12 03:10
・26P
診療所。
ヤヨイ、カルナの様子を見に来る。
2017/06/12 03:53
ベッドにはカルナの姿がない。
公園。
イク、木から飛び下り、帽子をサクラに渡す。
2017/06/12 03:57
・27P
いつの間にか、警備隊に包囲されているイクとサクラ。
イク、サクラを自身の後ろに隠す。
2017/06/12 03:13
・28P
有馬の右腕がなくなっている。
有馬の右腕がなくなっている。
2017/06/12 03:16
黒い影がイクの背後にいる。
イク、振り返る。
2017/06/12 03:39
・29P
体長3M、黒いフードを着用し、顔はドクロ姿の死神が立っている。
手には大きな鎌が握られ、口からは臭い息を吐く。
2017/06/12 03:39
・30P
2017/06/12 03:44
警備隊、一斉に銃撃を開始する。
イク、サクラを抱えて逃げる。
死神に浴びせられる銃弾の嵐。
全く、効いていない。
死神、鎌を一振り。
2017/06/12 03:44
・31P
死神の一振りで、警備隊の半数が切断され、再起不能になる。
2017/06/12 03:48
死神、鎌を振りまわし、警備隊を次々に細切れにしていく。
2017/06/12 03:50
・32P
イク、サクラと逃げようとする。
イク、フラフラと死神の方に近づいていくカルナの姿に気づく。
2017/06/12 03:59
死神、カルナの存在に気付く。
死神、カルナ、お互いに距離を縮める。
2017/06/12 04:07
・33P
死神とカルナが対面する。
死神、カルナに向かって手を伸ばす。
2017/06/12 04:08
イク、飛び掛かってカルナを助ける。
死神の手が空を掴む。
2017/06/12 04:09
・34P
死神、逆上した様子で、鎌を振りかぶる。
2017/06/12 04:13
・35P
カルナ、近くに落ちていた先の尖った鉄パイプ(死神が振った鎌で切り落とされた公園の遊具の一部)を掴む。
カルナ、鉄パイプを突き立てる。
鉄パイプはイクを通って死神まで貫通する。
2017/06/12 04:15
イク、吐血する。
(第一話終わり)
(第一話終わり)
2017/06/12 04:18