詩小説『謎多き女の子』3分の憧れ。全ての人へ。

エピソード文字数 491文字

謎多き女の子

その素顔は、誰も知らない。
謎めいている。

その素顔は、近づけない。
辿り着いた者は居ない。

空回りを繰り返す、鈍い音がする。
その含んだ笑みは、見透かしてんだろ。

さぁ、言葉にならないような笑顔を、
僕に見せてくれよ。

いつも後ろで結わえてる髪を、
おろしてみせて。

束ねてないで、剥き出しの、
ほんとの君と、出逢わせて。

ひとくちが小さい。
少食なんだね。

口に入れた後に、
手で押さえている。

オレンジジュース、流れこんだ。
ピンクのスニーカー。

ねぇ、作りあげられた君を脱ぎ捨てて、
自然体を見せて。

がっかりするようなとこも含めて、
全部見せて。

知られたくない、どんなとこだって、
その全部に、見惚れてみせるから。

ほら、からかうように笑うだろって?
余裕ばかり見せてないで、
特別なとこ見せて。

また冗談めかして、かわされた。
近づいたぶん、離れていくんだね。

さぁ、言葉にならないような笑顔を、
僕に見せてくれよ。

いつも後ろで結わえてる髪を、
おろしてみせて。

束ねてないで、剥き出しの、
ほんとの君と、出逢わせて。
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登場人物紹介

主人公はあなたです。それぞれの恋愛模様を『詩小説』で。

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