第1話

文字数 568文字

君のことを思っただけでドキドキするね。
こんなに美しい人が隣にいるなんて。
誰もが君を振り返る。
その姿の美しさに。

君の心は純粋で、コミカルで、いたずら。

つらいことも全て思い出にして、今日は楽しいね。

いっぱい食べるご飯も、沢山笑った映画も、凄く教養溢れる美術館も、2人は行ったことがない。
でもそれは楽しいね。未来の思い出だもん。

君の腕枕、空を見上げれば石垣の雲。シーブリーズが涼しいよ。浜辺の白さは日本一、海の透明さは世界一。

天井高い高い上高地の空。
一面のお花畑の尾瀬ヶ原。
緑の裾野広がる八ヶ岳。
君と行ってみたい。

広々とした岡田美術館の工夫を凝らした解説。
人だかりなんて無いポーラ美術館の印象派絵画。
牧野富太郎植物園の周りの生きた植物標本達。
みんな君が来るのを待っている。

時にはこんな冒険も富士五湖でしたけりゃ出来る。
熱気球体験、下ったら登れない鍾乳洞、迷ったら確実に出られない樹海。

大きなヨットに乗ったことも、アメリカの大陸横断鉄道に乗ったことも、崩壊しつつある氷河に乗ったこともある。
君はどれがしたい?
どこに行きたい?

アンダルシアの純白の花嫁
ヨセミテの日系ハワイ人のかわいこちゃん
ワシントン広場の小学生の天使みたいなシスター
僕は忘れられないけど、
誰も君の美しさには勝てない。

ああ、いろんなとこに君と行きたいな。
いっしょに思い出を作ろうよ!
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